孤児輸出の裏・・「こいつらが韓国人でなくなれば、それでいいんだよ」

海外に孤児を「輸出」することで有名な韓国ですが、その海外に入養された(養子縁組で海外に行った)人たちに、現地の国籍を取得できないでいる人も多く、強制追放される事例も少なくない、とのことです。

<海外に養子縁組されたものの、現地の国籍を取得できないでいる入養人が2万6千人に達すると集計された・・「国籍取得未承認の養子現況」資料によると、2017年8月末現在、国籍取得が確認できない養子は合計2万5千996人である。米国入養児が1万8千603人、米国以外の国の入養児が7千393人だった・・>

http://v.media.daum.net/v/20171031110507075?rcmd=rn

以下、もう少し詳しく書いてみます。

 

ここから「続きを読む」の後になります

本記事の調査対象は、約16万5千人。その中で2万6千人が国籍取得できずにいるというから、無視できない数となります。

別ソースとなりますが、米市民団体の発表で、韓国から米国に養子縁組された人の中で、確認されているだけで2万人以上が市民権を持っていない、という話も聞いた記憶があります。

手続き上の問題だ・・と言えなくも無い問題ではありますが、それだけではありません。記事本文にもありますが、根本的な理由は、「海外養子縁組の人たちが無国籍状態になったのは、過去、韓国側が海外養子縁組の際に、児童の韓国籍の剥奪だけに気を使い、外国での国籍取得問題は気にもかけなかったからだ」であります。

 

こちらは戸籍関連の記事ですが、どうやら、韓国が赤ちゃんを海外に送る際には、かなりのインチキがあったようでして。

書類を捏造するなどの違法行為が蔓延していたのは、他でもない、「とにかく、この赤ちゃんたちが韓国人でなくなれば、それでいい」とする韓国側の態度・・いわば、黙認でした。

2012年10月10日、聯合ニュースの記事には、こう書いてあります。

「過去、国外に入養(国外へ養子縁組)された子どもたちのほとんどの戸籍記録は、捏造されたものだ。親が生きている子でも養子として送るためだった。厳然たる犯罪であり人権侵害である」

http://v.media.daum.net/v/20121010073109890

 

 

最後に、直接関係あるようなないような・・そんな話として、旧ブログに書いた内容もここに移しておきます。

ソース記事は、2015年11月8日のオーマイニュースです。

<・・戦争直後の32万5千人に達した在韓米軍は撤退を重ね、1960年には5万6千人に減少した。駐韓米軍の規模は減ったが、長期駐留が不可避になった。これにより、米軍基地の周辺には米軍相手の商業・慰楽地区、いわゆる「基地村」が形成されるようになった。基地村では大勢の混血児が生まれた。

韓国政府は1954年を基点に、海外養子縁組を希望する混血児の数を把握し始めた。その年の11月、混血児10人が養子縁組で米国にていったことを皮切りに、海外養子縁組は本格化した。

1956年からは、今のホルト福祉財団の金で、海外養子対象児童収容機関も設立された。

1958年「朝鮮日報」の記事を見ると、ホルト氏海外養子会(ホルト児童福祉会の前身)によって米国に養子縁組された混血児が817人に達した。 1960年までにホルト財団を通じて養子縁組された子どもは1731人だった。 1962年9月からは米国の「特別移民法」が改正され、海外養子縁組が困難になった。

当時、韓国政府がどれだけ混血児養子縁組に熱を上げていたか、知ることができる広告が仁川地域のメディアに掲載された。写真は1955年2月「京仁日報」に掲載された広告だ。京仁地域を代表する現在の同名の新聞とは別のところである。

以後、韓国政府は混血児の国内定着のために政策転換を推進したが、実質的な支援を与える政策をなかった。混血児たちは、政府や社会から「見えない人間」扱いを受けた。

1981年、韓国生まれの10代の混血児が米国議会に嘆願書を提出し、これがきっかけとなって、米国議会は、韓国とベトナム、タイ、カンボジアなどのアジア地域混血児に米国移民の特恵を与えた。当時、韓国の混血児の95%が米国移民を希望し、ほとんどは米国に向かった。

当時、韓国政府と社会は混血児が成長し、発生するであろう社会問題を心配していた。単一民族の正統性と自尊心を打ち出し、「西洋人」の外見をした混血児を抱き込むことはしなかった。海外養子(縁組)と移民政策を使い、混血児を社会と国から分離したわけである。

「論文を審査する米国の教授に、韓国の養子縁組機関を介して養子縁組されたこれらの書類がどれだけ偽造・操作されまくったものかを説明すると、嘘をつくなと言われる。私も嘘であってほしい。しかし、なぜ2.7%の養子だけが、韓国の家族を見つけることができたか、考えてみれば、少しは理解できるだろう」

米国の有名大学での養子縁組関連の博士論文を準備中のイ某氏が、最近、自分のソーシャルネットワークサービス(SNS)にあげた文である。李氏の言葉通り、韓国戦争以降、外国に養子縁組された彼らの情報は、ちゃんと残っていない。

・・(中略)・・

該当分野に従事している社会福祉士たちは、「養子縁組機関は、資料消失が頻繁なうえに、ミスや虚偽記載した場合が多く、海外養子の(韓国の)家族を見つけるのは容易ではない」と言う>

http://media.daum.net/society/others/newsview?newsid=20151108230652747

 

いつだったか、韓国の国務総理が「在外同胞は韓国の資産だ」と発言したことがあります。

どの口が言うか・・口か、朽ちか・・な気分です。

 

 

 

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