「日本の力に負けたから、中国の力で勝とう」

これでも一応はキリスト教系列の、ノーカットニュース(CBS)の記事です。

さて・・記事を引用する前に簡単にまとめてみると、「慰安婦記録のユネスコ登載が失敗したのは、日本の力のせいだ。だから、中国の力で勝とう。日本はユネスコの分担金10%、中国は8%だけど、中国は米国の脱退を狙って分担金を10%に上げる可能性がある。だから中国と仲良くしていると勝てる」。そんな内容です。

 

ここから「続きを読む」の後になります

「日本に閉ざされた慰安婦、解決法は中国を抱き込んでの力の規制」

<・・韓国が中国との微妙な外交摩擦を続けている現実で、これ(慰安婦記録のユネスコ登録失敗)に対する解決のポイントを見つけて外交を正常化させ、過去史問題に対する日本の組織的な戦略に共同対応できる余地を作り出さなければならないというのがシム所長(※)の要請だ。

※慰安婦問題でいろいろ講演したりした人だそうです

彼は「東アジアの歴史葛藤の核心は戦犯国日本であり、安倍政権が長期執権する現実では、国際舞台は最終的に力の規制のほかの方法がない」とし「その力の規制力は、冷静に見ると、結局は中国にある。中国のとの協力関係をよく備えていない状態で、日本の戦略に勝つのは現実的に難しい」と診断した・・>

http://v.media.daum.net/v/20171031125701216

 

単に慰安婦問題だけでなく、この考え方は、韓国の様々な政策において影響を及ぼしています。

韓国は中国との関係において「反日」たる共通点から大きなカタルシスを感じています。真の「価値観の共有」でもあります。

それが、「日本と仲が良い米国」への絶望と共に、韓国が日米陣営から離れていく大きな要因の一つになっているのは、言うまでもないでしょう。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

シンシアリー+扶桑社の10冊目となるなぜ日本のご飯は美味しいのかが11月2日発売です!

9冊目、「韓国人による末韓論(扶桑社新書発売中です!

他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください