文大統領、慰安婦合意「否定」公式宣言(※少しだけ追記しました)

とても重要な内容です。エントリー書く約10分前の聯合ニュースの報道です。

文在寅大統領が、「慰安婦合意で慰安婦問題は解決できないことを大統領として明らかにしておく」と、慰安婦合意の否定を宣言しました。

聯合ニュースの記事から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ムン・ジェイン大統領は28日、外交部長官直属「韓日日本軍慰安婦被害者問題の合意検討タスクフォース(TF)」の韓日慰安婦合意の最終報告書発表と関連して、「過去の合意が両国首脳の追認を経て政府間公式の約束という負担があるものの、私は大統領として、国民と一緒にこの合意では慰安婦問題が解決できないという点を改めて明確にしておく」と話した。

ムン大統領はこの日、「慰安婦TFの調査結果発表を見ながら、大統領として重い心を禁じえない」とし、このような立場を明らかにしたと、パク・スヒョン大統領府報道官が会見で伝えた。

ムン大統領がTF発表についての立場を明らかにしたのは初めてで、両国政府間の合意が慰安婦問題を解決することができないという点を明確にすることで、今後の再交渉または合意の廃棄手順に行く可能性を示唆したものと解釈される・・>

http://v.media.daum.net/v/20171228105139908?rcmd=rn

 

ある意味、昨日の発表に対して日本側が「履行すべきだ」と話したことに対する、「返事」でもあります。

意外と早く来てしまった「否定」の公式宣言。

日本、そして「介入があった」と間接的に言われた米国側の対応が注目されます。

 

※追記

日本の某新聞に本件が「文大統領が合意に批判的だ」とだけ報道されていてちょっと心配でしたが、12時5分にNHKが「韓国大統領が、慰安婦合意で慰安婦問題は解決されないと明らかにした」と放送するのを見て、少しは安心しました。個人的に、「韓国で合意に問題があるとしている」ではなく、「慰安婦合意が公式に否定された」側面が日本でもっと広く伝わるべきだと思っています。大事なのは後者ですから。

 

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