北朝鮮「軍事パレードに文句言うとオリンピックの成功的開催が危うくなるぞ?」

統一部長官が「かなり脅威な軍事パレードになる」と話すなそ(1月26日)、平昌冬季オリンピックの前日、建軍節(今年から2月8日に変更)の軍事パレードが韓国側でも問題視されています。

そのことで、北朝鮮の労働新聞が個人論評としながら(個人もなにも労働新聞は朝鮮労働党の機関紙です)、「オリンピックの成功的開催が危うくなるかもね」という論説を出しました。

 

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「もし南朝鮮当局が民族の志向と大勢の流れに逆行する反統一保守勢力の分別ない対決妄動を黙認し続けながら優柔不断な態度を取った場合、冬季オリンピック競技大会の成功開催に影を落とす結果しかもたらすことがないであろうし、その責任は、傀儡保守一味と南朝鮮当局が負うべきである」、と。

http://v.media.daum.net/v/20180203104545922?rcmd=rn

 

面白いのは、「わざと2月8日に変えたのではないか」とする韓国側の指摘に、新聞は「平昌冬季オリンピックの日に合わせて建軍したとでも言うのか。バカを言うな」としています。

しかし、去年までは4月23日でした(笑

 

平和とかオリンピックとかが、完全に「人質」になっていることがよくわかります。

それに1つ気になるのは・・「傀儡保守」です。

いままで北朝鮮は韓国の政府を「偽の政府(不法政府)」という意味で「傀儡政府」と呼んできました。軍事政権の時は韓国も北朝鮮を「傀儡」とよく呼んでましたけど。

でも、この文面通りなら、文在寅政権は「傀儡」ではない・・・ということになるのでしょうか。連邦制統一の相手にする気満々、なのでしょうか。

 

 

 

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