3代を滅する

KBS(日本でいうとNHKみたいな放送局)の人気番組「追跡60分」が、李明博氏の息子、イ・シヒョン氏が麻薬(の流通など)に関わっているという番組を制作しました。明日、放送されます。

イ・シヒョン氏は番組を放送できないように放送禁止仮処分を申請しましたが、KBS側がこれといったお知らせ(放送予定変更など)が無いことから、予定通り放送されるのではないかと思われます。

 

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<・・追跡60分制作陣は、「今回の追跡60分取材の過程で、イ・シヒョン氏が麻薬事件共犯者と数回会ったという情報提供と、一般の人々は想像もできない巨額の遊興費を使ったという陳述を確保した」と述べた・・>、とのことでして。

http://v.media.daum.net/v/20180417100603743?rcmd=rn

 

李明博氏の逮捕時期と、この番組(製作期間などを考えると)、本当に凄いタイミングですね。

朝鮮半島では、前から重い罪を犯した人に対し、「3代を滅する」ことを当然としました。この考えは、いまも残っています。北朝鮮の金日成氏も「親日派は3代を滅する」としましたし、韓国の検察がチェ・スンシル氏に「3代を滅してやる」と脅迫した、という話もあります↓(チェ氏本人談)。

http://v.media.daum.net/v/20171019130849804

 

大統領の息子が麻薬関係者と関わっていたならそれは問題です(韓国では「遊びに大金使った」の方に反応する人が多そうですが)。

しかし、その前に、この件は「3代を滅してやる」という心理がもっと大きく作用した結果ではないのか・・・どうしてもそう思わざるを得ない、心の曇ったシンシアリーでした。

 

 

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