韓国、開城工団近くに大規模農業団地を検討か

良からぬ意味で、流れが止まりません。

韓国政府(詳しくは「韓国農漁村公社」)が、開城工業団地の近くに大規模農業団地の造成を検討していることが明らかになりました。

国際社会の対北制裁が解除されることを前提にしているとのことですが、「解除されることを当然のように思っている」のが今の韓国ですから・・どうしても曇った見方をしてしまいます。

例えば、この農業団地は「食糧難を何とかするため」と強調していますが、こんな情報がマスコミに流れたこと自体、「制裁が続くとできないよ~制裁のせいで北朝鮮の食糧難が続くよ~」というアピールかもしれません。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<韓国農漁村公社が米国と国際社会の対北朝鮮制裁が解除される前提の下、開城工業団地の背後地域に汝矣島(ヨイド)の1.5倍の広さの農業団地の造成を検討していることが確認された。1次的には開城工業団地に食材を供給するのが目標だが、新しい農業モデルを北朝鮮全域に拡散、食糧不足の問題を根本的に解決するという意図だ・・>

http://v.media.daum.net/v/20180501173254327?d=y

 

これだけでも「おいおい気が早すぎるだろう」と言いたいところですが、更に問題なのは、

いつだったか「創造経済」のときもそうでしたが(懐かしい!)、韓国は大統領が何かやると言うとすべての政府機関が「忠誠」を示すために様々なプランを実行、最終的には暴走する形になります。

北朝鮮への援助・または経済協力事業も、そうなる可能性が高いでしょう。もし制裁が解除されると、無数の支援・経済協力によって資材・資金・技術が北朝鮮へ流れることでしょう。

 

 

NEW 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。

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