文在寅大統領、トランプ大統領に「段階的非核化」「核廃棄の前に補償から」提案か

まだ結果が出たわけではありませんが、文在寅氏がトランプ氏との首脳会談で、「非核化(核廃棄)前に補償からする」を提案したのではないか、との記事がありました。

北朝鮮が「先・核廃棄、後・補償(非核化無しでは制裁解除や支援などの補償をしない)」に強く反発していることがその理由です。

記事から引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・(現地時間22日の米国との首脳)会談で、文大統領は米朝首脳会談の成功的開催のための事前調整として、北朝鮮に対する「体制保証+アルファ(α)」の補償を置いてトランプ大統領と議論を広げたと伝えられた。

最近、北朝鮮が「先・核廃棄、後・補償」という米国の非核化の方法論に強く反発したことで、「段階的・同時的非核化」のカードを取り出して、積極的仲介の役割を自任したものと解釈される。

チョン・ウィヨン青瓦台(大統領府)国家安保室長はこれと関連し、「米朝首脳会談実現の可能性は99.9%」、「ただ、色んな可能性があって、備えている」と述べた。それとともに「北朝鮮の立場で、我々がちょっと理解する方向に悩んでいる」と付け加えた。

現段階で米朝首脳会談の成功を担保するには、非核化の方法論への圧力より、北朝鮮の非核化措置に伴う補償の議論が先行しなければならないというのが文大統領と青瓦台の判断である。文大統領はトランプ大統領との首脳会談で、北側の反発を押さえ、米朝首脳会談の実質的な成果を引き出すための対北朝鮮補償カードを取り出すべきだと(トランプ大統領を)説得したと伝えられた・・>

http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=100&oid=015&aid=0003944480

記事は書き方をかなり曖昧にしていますが、結局は「先・核廃棄、後・補償」を否定した、すなわち「補償を先にしましょう」という流れを作りたかったのでしょうか。もしそうなら、トランプ氏がどんな反応をしたのか、気になります。

 

 

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