河野(洋平)氏「まず北朝鮮に謝罪からすべきだ」

個人的に、外務大臣である河野(太郎)氏を応援していますのでできればこんな記事は扱いたくありませんが、

「河野談話」の河野洋平氏が、「まず北朝鮮に謝罪からすべきだ」、「韓国に行ったのと同じぐらいの経済支援もしないといけない」と主張しました。

聯合ニュースの記事から、引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<河野元長官(外務大臣)はこの日、日本都内で開かれた講演会で、日本の対北朝鮮政策と関連して「今、日本がしなければならないことは、韓半島の植民地化について「言葉もございません」と謝罪をすることだ」と強調した。

彼はまた「韓国には謝罪し、経済支援などを行ったが、北朝鮮とは国交もなくそうできていない」、「韓国と同程度の謝罪と経済支援を北朝鮮にもしなければならない」と述べた。

河野元長官はこの日、「拉致問題の解決なく、北朝鮮との国交正常化はありえない」と強調している安倍晋三総理の対北朝鮮政策にも苦言を惜しまなかった。

彼は「拉致問題というのは非常に難しく、深刻な問題」、「日本が国交を正常化することなく、植民地の問題も処理できなかった国として、ただ「(拉致被害者を)返せ、返せ」と言うだけでは、(拉致問題は)解決されない」と指摘した・・>

http://v.media.daum.net/v/20180613210118050?rcmd=rn

 

記事を読んで、ある別の記事を思い出しました。これ、本にも載せたことありますが、1992年8月12日の京郷新聞の、「挺身隊蛮行を証言するためにソウルに来た吉田さん、”一人で千人以上の処女を狩った”」という記事です。

相変わらず挺身隊=慰安婦と同じ意味になっています。また、韓国では、「処女」は「結婚していない女性」という意味です。

吉田さんは「一人で千人以上処女を狩った(さらった)」、「日本政府が最後まで否認するなら天罰が下るだろう」などと主張しながら、こう話しています。

「当時日本政府が韓国人に犯した行為はナチスのユダヤ人虐殺と同じく天と人が共に怒るべき蛮行である。日本政府は1日でも早くこれを認め、補償する意味で京釜高速電鉄(の建設)費用7200億ウォンを無償提供することを提案する」

そこでなんで建設費用の話がでてくるんだ?と驚きましたが・・今日の河野洋平氏の記事もまた、なんでそこで経済支援の話が出てくるのでしょうか。「制裁緩和」を言うならまだわかりますけど(もちろん同意はしませんが)。

政治家出身の人が自分の意見を述べたことそれ自体に文句を言うつもりはありませんが、率直に、「善人のつもりでお金の話とは、見苦しいな」と思いました。

 

 

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