ソウル、大規模再開発・・「ソウル駅はユーラシア横断鉄道の始発・終着地に相応しくなければならない」

朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が汝矣島(ヨイド)を中心とした大規模な再開発計画を発表しました。

別にやりたければやればいいだけのことですが、その「名分」が、傑作です。

韓国は北朝鮮と鉄道を繋げてユーラシアを横断する鉄道ができることを規定事実としているため、「その始発・終着地となるソウル駅に相応しい位相(韓国では「地位」「品格」のような意味)にしなければならない」というのです。

 

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<・・ソウル駅を、ユーラシア横断鉄道の出発・終着地の位相にふさわしい場所に再誕生させ、ソウル駅〜龍山(ヨンサン)駅区間の鉄道も地下化するという計画も改めて強調した・・

・・ヨンサンを正しく開発するには、残留する韓米連合司令部施設を減らすべきだという点も指摘した。朴市長は「米国大使館宿舎、ドラゴンヒルホテル(※在韓米軍が休養施設としてよく利用します)には出ていってほしい」とし「より長期的には、国防部もヨンサンから出ていってくれるといいが、それは次の段階での話になるだろう」と述べた・・>

http://v.media.daum.net/v/20180710111540737?rcmd=rn

 

韓国は、この鉄道にバラ色の未来を見ています。この前も、

<特に南北交流が活性化された遠くない将来には、釜山から車や電車に乗って、中国やロシアを経て欧州まで行けるようになり、日本は国運をかけて韓国に海底トンネルを作ろうと泣きついてくるだろう。海底トンネルこそ島国の孤立と疎外を破ることができる良い手段だからだ>という意見を紹介したことがあります

極めて一部の人たち、例えば韓国に亡命したイギリスの北朝鮮大使館の元公使、テ・ヨンホ氏は、この件に否定的ですが

どうえもいいけど、釜山が聞いたら「え、ソウルで終わるの?」とびっくりする話ですね(笑

 

 

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