MERS患者、意図的に嘘をついた可能性

この前みたいに広がっているわけではありませんが、韓国でまたMERS患者が確認されました。クウェートで感染したのでは、と推測されています。

ですが、この患者(A氏とします)が、MERSにかかったことを知っていながら、意図的に「わからない」「かかってない」と嘘をついた可能性が提起されています。

もし事実なら、A氏を空港で隔離するという、「早期遮断の重要なポイント」を逃したことになります。

 

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<中東呼吸器症候群(MERS)確定者A(61)氏が、入国前に夫人に「マスクをつけて来てくれ」と話すなど、自分がMERSに感染した可能性を事前に知っていてm検疫当局には通知せずに空港を通過した可能性が提起された。

このため、仁川空港検疫官もAさんの言葉だけを信じて、そのまま通過させ、MERS早期遮断の機会を逃したとの指摘が出ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20180910104248917?d=y

 

A氏は、検疫官には「MERSと疑われるようなこと」はちゃんと言いませんでした。例えばクウェート現地で熱を抑える注射を受けていたにもかかわらず、熱があったことをちゃんと話さなかったとか。

しかし、A氏は、奥さんには「マスクをしてきて」と言いましたし、マイカーで空港に来たその奥さんの車に乗らず、タクシーに乗って帰りました。自分がMERSにかかっていたことを、知っていたのではないか?と疑わしいところです。

ソウル市長の朴元淳氏も、「患者がちゃんと事実を話していない可能性がある」と話している、とのことです。

 

いまのところ、前回みたいにMERSが広がってはいません。でも、あんなに騒ぎになってから、まだ3年ぐらいしか経っていません。あの騒ぎを忘れ、または「他人事」とし、自分の家族への感染だけを気にするようでは、いつどこでまだ広がっても、おかしくはないことでしょう。

 

 

 

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