開城商人の5戒命

韓国のネットには、「開城商人の5戒命(개성상인 5계명)」というものがあります。開城(ケソン)商人とは、高麗~朝鮮時代に交易で活躍した商人たちだと言われています。

いつから出回ったものかはわかりませんが、ネットでは「開城商人の精神こそがユダヤ人、中国人、日本人のビジネス精神の母体であり、原点である」となっていますが・・いつものこと、根拠はよくわかりません。

ただ、商人たちの規則なのか、それとも誰か1人が言い残した内容が「開城商人全員の規則」のように訛伝されたのかは不確かですが、そういう5戒命があるのは事実のようです。どんなものなのか、今日はそれを紹介します。

 

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・人の金で(人の金を借りて)商売をするな

・一つの業種を貫け

・命の危機があろうと信用だけは守れ

・腕のない子に仕事を継がせるな

・豊かな国を作ることに協力せよ

 

読んでみて、「韓国(朝鮮)社会を徹底的に批判しているのではないか、これ」と思いました。ひょっとして、開城商人にネ◯ウヨでもいたのでしょうか(笑

 

・とりあえず借金して創業することが、今の韓国の自営業危機の大きな要因であるのは、有名な話です。

・日本に比べて、韓国は短期就業が多いことでも有名です。

ちょっと古い記事ですが、勤続期間1年未満の「超短期勤続者」が経済活動人口で占める割合は37.1%です(日本7.3%、米国19%)。

https://news.v.daum.net/v/20120927204709732

 

・信用・・といいますと・・そうですね。何を書けばいいのやら。

・韓国は、世襲が多いことも有名です。随分前ですが、韓国ではかなり大手となるDという大企業の息子たちが、会社の経営権を(息子に世襲せず)別の経営者に継がせるという父の遺言に猛反発、父の遺体が入った棺の上に居座ってしばらく葬式もできなかった、というニュースもありました。

・「集団利己主義」といって、自分は属している集団だけに忠誠を誓う人が多く、いわゆる「党派争い」が多いことでまた有名です。

 

なにより不思議なのは、「昔、こんな指摘があった。ちゃんと受け継ごう」ではなく、「昔、こんな指摘があった。ユダヤ中国人日本人のビジネス精神の母体だ」と主張できることです。

それが「自慢」になれると思っていたのでしょうか。

 

 

 

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