歩行権

告知も無しに更新が遅くなって申し訳ございません。

『ついに消されたか』(前は、更新が止まるとよくこう言われました。懐かしい挨拶です)

さて、じゃぱんらいふカテゴリーですが、ほとんどは韓国側の記事からの引用となります。私が前から考えていたことを扱った内容の記事があったからです。

本ブログでも何度か取り上げたことがありますが、韓国の「歩道に駐車する」問題は本当に深刻です。これ、何年か前で大邱(テグ)というところで撮った写真ですが・・ここ、歩道です。

ここまでではないにせよ、韓国では、歩道に車が半分乗りかかっている駐車(前輪と後輪でタイヤが一つずつ歩道に上がって車が半分は車道、半分は歩道に駐車してある)は極めて当然のごとく行われています。

さらに壮観(?)なのが、住宅街など、いわゆる「路地」です。駐車場が無い家が多いせいで、駐車問題は日常で、広くもない道に車が何台も駐車しているし、しかも道の両側に駐車しているから、本当に歩くだけで大変です。ソース記事も、基本的には路地でのこととなります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

日本に来てから、そんな経験は無くなりましたが・・この問題、人が道を自由に歩く権利、ソース記事では「歩行権」としていますが、この歩行権において、なぜ日本と韓国でここまで差があるのかを分析した記事を紹介します。韓国では珍しく歩行権について研究し続けている、韓国交通大学のチン・ジャンウォン教授の分析です。

 

<日本の歩行権が韓国より優れている理由>

・その1車庫証明制度

まず、車庫証明制度だ。日本は1962年から施行している。車の所有者が駐車場を確保しなければ自動車の登録ができないシステム。韓国は1990年代以降、数回の導入を推進したが、保留され、済州島だけ2007年から部分的に実施している。

・その2官民協力、その3長期的観点

日本は「官民協力」ができた。徹底的に民と官が協力して路地を改善した。しかし、韓国はトップダウン(top-down、上から下へ)のやり方しかできず、失敗した。韓国は実績を重視しすぎで、とりあえず期限内に予算を全部使ってとりあえず完成をさせようとするから、副作用があまりにも多い。日本は、住民と住民の間、民と官の間で、合意ができるまで、それだけで街が一つできるほど話し合いを続ける。ソウルは路地改善事業が平均8ヶ月、長くて1年で終わった。日本は平均4年で、10年かかった事例もある

・その4主務省庁の認識

韓国の国土交通部(国土交通省)は、路地は道路ではないと思っている。国道や高速道路のような大規模な道路だけを、自分たちの管轄だと思いたいようだ。日本の国土交通省は、路地事業予算を確保し続け、支援も続けた。韓国はそんな動きを見せない

https://news.v.daum.net/v/20180929154238201

 

その1~4、なんというか、日韓「全般」比較のような気もします。

確かに国土交通部の認識もそうですが、「車の所有者の認識」がもっと問題でしょう。韓国人は、人の家の前にも平気で駐車します。そのせいで、韓国の住宅街では自分の家の周辺に(他人が駐車できないようにするための)何かの物を置いておく風景を、よく見かけます。小さなドラム缶とか、タイヤとか。

当然、「そこは道路だから国有地だ。物を置くな」と「家の前なのに何いってんだ」という衝突も多く・・「大きな車が好き」という風潮も、駐車問題を更に難しくしています。

私は、車(Cちゃん)を知り合いの洗車場に月極で駐車していたのでそんな問題に巻き込まれずにすみましたが、本当に「やってられない」状態だと、よく耳にします。

 

 

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