日本とインド

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韓国の時事ジャーナルが日本とインド関連の記事を載せました・・・が、凡人には理解できそうにない内容だったので、紹介してみます。

<・・解放70年が過ぎた今、インドでは「歴史を正す」論議が熱い。 2016年にインドのモディ首相は「英国が戦勝国であるにもかかわらず急いでインドを去ったのは、ガンジーではなく、インドの国民軍のおかげだった」との内容の英国機密文書を公開した。また、ネルーが独立の英雄チャンドラボースを「戦犯」と指摘した記録も発見され、インドがひっくりかえったりもした。これまで「聖域」に思われていたガンジーとネルーの非暴力運動を批判し、武力抗争を擁護する声が強まる局面である。

 

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懸念されるのは、このような雰囲気を看破した日本政府が、インドと「歴史連帯」を強調しつつある点である。インドを訪問した安倍総理がチャンドラボースの子孫と会って、「多くの日本人が正しく真っ直ぐな抗争を繰り広げたボースに深く感銘を受けた」とおだて、インドの国民軍が日本と一緒に戦ったことを掲げ、軍事協力まで強化している。 10月末モディ首相の訪日に合わせて、日本の自衛隊がインドの陸軍との共同訓練を行うことにした事実も尋常ではない。侵略戦争をまるでインドの解放のための戦争であるかのようにのさばる日本の行動は舌打ちものだが、このような「歴史歪曲」が国際社会で受けがいいのが、さらに重くのしかかる現実である。

来る10月26日、安重根の義挙(※伊藤博文暗殺のこと)109周年になる日だ。帝国主義侵略を審判した安重根を学ぶために熱を出していた植民地インドが、今、日本の軍国主義への回帰に便乗する姿は、私たちに不便で仕方がない。このように入れ替わった国際情勢の中で、私たちはどのような道を行くべきである。安義士の「東洋平和論」を再び読んでみたいところだ>

https://news.v.daum.net/v/20181022140005302

 

まず、真っ先に目に入ってきたのが「解放」です。金泳三大統領の頃までは韓国でも解放と書きましたが、いまは「解放(じてもらった)ではなく光復(自分でやった)と書くべきだ」ということになっています。なのに、なんでインドのことは「解放」なのでしょうか。わざわざ「植民地インド」と書いている部分も気になるし・・文章から「インドを見下している」感じがするのは、私だけでしょうか。

韓国は、31運動がガンジーをはじめ、世界中の非暴力独立運動に強い影響を与えたと教えています。昔から教科書に書いてありました。

しかし、ガンジーや他の独立運動勢力がそんな趣旨を述べたことはありません。31運動が非暴力だったという事自体、同意できないことでもありますが。

 

 

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