韓国の総理が出した「立場文」全文

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韓国のイ・ナクヨン総理が、総理名義で日本の対応に関して立場文(当面の状況について論じた文)を出しました。

こちらもまた、二つ前のエントリーと同じく、「最高裁判決について」ではなく、「日本の反応について」となります。全文を載せてみます。

日本語としてはの不自然な単語・文章があるかもしれませんが、それは出来る限り直訳したせいです。機械翻訳などは使っていません。

 

<「韓国司法部の強制徴用判決に関した日本政府の態度について」

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

日帝強占期、韓国人強制徴用被害者たちに対する大韓民国大法院の判決をおいて、日本政府指導者たちが過激な発言を続けていることに深い憂い示す。

日本政府指導者たちの発言は妥当でもなければ、賢明でもない。

司法部の判断は、政府間の外交の事案ではない。司法部は法的判断だけをする機関であり、司法部の判断には政府が介入しないことが、民主主義の根幹である。日本政府指導者たちも、それを知らないはずはないだろうと思う。

大韓民国大法院の判決は1965年の日韓基本条約を否定するものではなく、その条約を認めながら、その土台の上で条約の適用範囲がどこまでなのかを判断したものである。判決文はそれを明らかにしている。

私はこの問題についての言及を最大限自制し、政府関連省庁と民間専門家たちの知恵を集めて対応方案を用意するために努力している。

日本政府の指導者たちが大韓民国司法部の判断について不満を言うことはできる。しかし、日本政府の指導者たちがこの問題を外交的紛争にしていこうとしたことで、私もそれについての意見を言わないわけにはいかなくなったことを、遺憾に思う。

日本政府の指導者たちの賢明な対処を要望する。韓国政府は強制徴用被害者たちの傷を癒すために最善を尽くすだろう。韓国政府は、韓日関係が未来志向的に発展することを望んでいる点を、繰り返して明らかにする。>

https://news.v.daum.net/v/20181107184714494

 

約束でもしたかのように、各政府機関から日本に抗議する内容の発表が続いています。

この文は、特に「感情的だな」と思いました。まるで、大人が子に「仕方ない。一言叱ってやるか」な感じの内容です。わざわざこんな文を発表する理由があるのでしょうか・・

しかし、去年12月の慰安婦合意検証結果発表の時からずっとそうことですが、文大統領、本当に人の後ろに隠れて、出てきませんね。

 

 

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