菅官房長官「最高裁判決が確定した時点で韓国は国際法を違反したことになる」

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イ・ナクヨン韓国総理の「立場文」に対し、菅義偉官房長官が「協定とは司法部も含めた国家全体を拘束するものだ」と反論し、韓国政府に早く対策を用意しろと促しました。

聯合ニュースから部分引用してみます。

<菅義偉・日本官房長官は、李洛淵(イ・ナクヨン)総理が最高裁判所の強制徴用判決に対する日本政府の指導者の過激発言に懸念を示したことについて、「直ちに適切な措置を取ることだ」と重ねて要求した・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・日本政府のスポークスマンである彼は、8日の定例ブリーフィングで、「日本政府の指導者の発言は妥当でもなく、賢明でもない」としたイ総理の前日の発表に対する日本政府の立場は何なのかという質問に、このように答えた。

菅長官は「韓国最高裁の判決は、日韓請求権協定に明らかに反するもので、非常に残念」とし「協定は、司法部を含めて国全体を拘束するもので、判決確定の時点で韓国による国際法違反の状態が生じた」と重ねて主張した。

続いて「韓国政府に対し、国際法違反状態の是正を含め、すぐに適切な措置をするように要求している」とし「韓国政府が具体的にどのような対応を講究するのか、注視していく」と付け加えた・・>

https://news.v.daum.net/v/20181108114833773?rcmd=rn

 

「韓国政府が対策を講じるべきだ」というのは、言い換えれば「韓国政府が賠償しろ」という意味になります。安倍総理、河野外相、菅官房長官の言葉が、共通的にそれを表しており、「それ(韓国政府が賠償すること=日本の戦後処理はすでに済んでいるから、韓国の司法部がどう判断しようと責任は韓国政府にある)以外は国際法違反として扱う」というスタンスがわかります。

だから「国家そのもの(国全体)」という話も出てくるわけです。

韓国側の反応は、基本的に大統領が隠れて「私は知らない」を繰り返します。朴槿恵政権からの「民間がやったことだから知らない」、文在寅政権になって「司法部がやったことだから知らない」などです。

ただ一つ差があるなら、朴たんは「この件(いわゆる強制徴用判決)が確定した場合、韓国という国家そのものが対象となり、『知らない』が効かなくなる」と予想していたのかもしれません。でも、文たんは、それでも「私は知らない」を続けています。

 

とはいえ、大統領には公式演説のスケジュールもありますから、いつまでも外交部長官や国務総理を盾にして、何も言わないでいることはできないでしょう。さすがに演説の場で「何も言わない」と、袋叩きにされるでしょうから。

公式演説というと、もっとも早いのが・・確か、1月2日~4日の間に、大統領の新年演説があったはずです。その場で、文たんが何をどう言うのか。気になるところです。

 

 

 

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