離米と平和

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前の左派政権(金大中、盧武鉉政府)の時に比べると、現政権の反米はずいぶんと大人しくなっています。前の左派政権のようなきっかけ(女子中学生二人が事故で死んだこと)も無いし、「反米を露骨にすれば保守右派勢力の結集を手伝うことになってしまう」ことを左派政権が学習したからです。

とはいえ、迂回的に反米の役目をしている二つの言葉があります。1つは言うまでももなく「反日」で、もう1つは「平和」です。平和が「離米」の意味を持っているわけです。この前にも紹介したことがありますが、「南北の平和協定さえできれば、米軍は駐屯できなくなる」という主張がそれに値します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<市民団体、国民主権連帯・韓国大学生進歩連合・青年党は9日午後3時頃、光化門KT本社前で「新年反米闘争宣布式」を開き、「韓半島の平和統一を妨害する在韓米軍は撤退しなければならない」と主張した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190209164024284?rcmd=rn

 

ちなみに韓国大学生進歩連合は、先月末にも米大使館に「抗議文書を渡す」と無断で進入しようとして阻止されたことがあります。当時、連合の会員たちが「日帝強占期に愛国抗日闘士たちを逮捕していた鐘路警察署。いまの私たちの愛国英雄たちもその鐘路警察署にいます」とSNSで抗議したりしました。

https://news.v.daum.net/v/20190131152006614

 

何が言いたいのかというと・・新年にしては遅すぎませんか・・・ではなく、「ろうそく勢力」として政治勢力化した大手市民団体以外は、今も反米を続けている、ということです。

でも、ろうそく勢力と文在寅政府は、反米を急ぎません。なぜから、「離米」は、反米のように目立つ動きをする必要が無いからです。

「平和」という、余程のことが無いと反論されない便利な言葉の裏に隠れていればいいだけです。

 

 

 

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