ムン・ヒサン「韓日の間に不必要な論争があってはならない」

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

韓国側でも関連記事が目立つようになったので、もう一つエントリーします。

菅官房長官によると、日本政府は例のムンヒサン発言の謝罪と撤回を要求しています。安倍総理も衆議院で「厳重に意思表明している」と話し、河野外相も「発言には気をつけていただきたい」と話しましたが、すでに8日に外務省局長級レベルで、9日には長嶺安政・在韓日本大使が」厳重に抗議の意思表明をしていた、とも。

ただ、今朝もお伝えしましたが、韓国は謝罪や撤回はしないでいます。

そんな中、ムンヒサンが「不必要な論争があってはならない」と話し、まるで「論争をしている両方(日本と韓国)が悪い」とも受け取れる発言をしました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

まずはムン3号(1号は大統領、2号は外交安保特別補佐官、3号は国会議長)の言い訳を記事から引用してみます。

<・・文議長は発言の波紋が大きくなると、前日(現地時間)訪問中のアメリカで記者団に、日王を「戦争犯罪の主犯の息子」と呼んだことにについて「重要な位置にある指導者の真正なる謝罪を強調する文脈で出てきた表現だ」、「慰安婦たちに慰めの言葉をすると、おばあちゃんの恨が解けるという言葉は、前にも何度もした」と説明した。

文議長はまた、「韓日両国間の不必要な論争は望んでもいないし、不必要な論争が起きてもならない」、「日本側が何十回も謝罪したと述べているが、私からすると(被害者に真正性をもって謝罪した)そんなことはない」と批判した・・>

https://news.v.daum.net/v/20190212115845149?rcmd=rn

 

「天皇(本文では日王)の謝罪」、しかも「昭和天皇の戦争責任」という核心ワードから、論点をズラしているのがバレバレです。

しかも、「不必要な論争」となると、どうしても「両方に非がある」というイメージになります。

「レーダー照射」がいつのまにか「威脅・近接飛行」となり、またいつのまにか「どちらが悪いかを論じては解決できない」になったのと、まったく同じパターンです。

 

余談ですが、引用した部分に妙な(  )があることにお気づきでしょうか。(被害者に真正性をもって謝罪した)のことです。

記事を引用しながら、前後の流れを説明するために、私も(~)や(※~)を入れて内容を書き加えたり説明したりすることがありますが、引用部分にある(被害者に~)は、聯合ニュースの記事本文のままです。

すなわち、ムン3号は「日本側が何十回も謝罪したと述べているが、私からすると、そんなことはない」としか言っていません。聯合ニュースが「(被害者に真正性をもって謝罪した)」を書き加えたわけです。なぜそんなことをしたのか?ひょっとすると、聯合ニュースは、日本側が「謝罪は何度もした」ことを知っていて、だから仕方なくこんな(~)を書き加えたのかもしれませんね。どうでもいいけど。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog