韓国式

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、リロードされるか、またはここをクリックしてください

 

本ブログでも紹介したことがありますが、キム・ヨンチョル(金錬鐵)統一部長官候補者のことで、大きな騒ぎになっています。

基本的に、左派とされる人たちは大いに賛成しています。また、経済協力を支持する人たち、実際に経済協力関連でビジネスを展開したことがある企業人たちは金氏を公開的に支持しています。

しかし、その分、右派とされる人たちとは激しく反対しています。特に、「バルン未来党(正しい未来党)」は、金剛山観光のときに北朝鮮で軍の銃撃で亡くなったパク・ワンジャ氏の息子さんを参考人として聴聞会(国会が、長官候補者が適任なのかを決める聴聞会)に出席させる、としています。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<キム・ヨンチョル統一部長官候補者の人事聴聞会参考人として、金剛山被撃事件で死亡した故パク・ワンジャさんの息子バン・ジェジョン氏が出席するものと見られる。国会外交統一委員会所属のチョン・ビョングク、正しい未来党議員は18日、ニュース1との通話で、バン氏を聴聞会の参考人として申請したと発表した。

故パク・ワンジャ氏は、2008年に金剛山で殺害された。これに対して、キム候補者は、自分の寄稿文を通じて「(※長く断絶されていた南北が1つになるための)通過儀礼」と表現し議論が起こった。

金候補者は17日出入口を介して「この文で通過儀礼という表現は、金剛山観光、初期の信頼不足で経験した政治的・文化的葛藤などを総称したもの」とし「大韓民国国民の悲劇的な死には哀悼の意を示したし、再び起きてはならないことであると誰よりもよく知っている」と釈明している・・>

https://news.v.daum.net/v/20190318082806934

 

パク・ワンジャ氏が北朝鮮軍の銃撃で死亡した事件は、一部では「入ってはならないところに勝手に入ったのではないか」という話もあります。ただ、パク氏は当時「海岸を散策」していて、すくなくとも公開された情報に限っては、「禁止された場所ではなかった」とされています。北朝鮮も未だパク・ワンジャ氏の件については公式立場を表明していません。非公式的に遺憾を表明した、謝罪した、そんな話があるだけです。

しかし、聴聞会に氏の息子さんを呼ぶのは・・・さすがにどうでしょうか。「これが韓国式」といったところでしょうか。

息子さんが強く望んでいて、国会議員にお願いしてきたというならまだわかりますが、キム・ヨンチョル氏がパク・ワンジャ氏のことを「通過儀礼」と話したことは数日前から話題になりましたが、昨日まで息子さん関連の話はありませんでした。

息子さんの聴聞会出席はまだ最終的に決まったわけではありません(国会外交統一委員会の決定が必要です)。

 

他にも、キム・ヨンチョル氏は「THAADで国が滅ぶ」「制裁無用論」「開城工業団地閉鎖は自害にすぎない」など、いままでやってきたほとんどの発言がなにかの形で問題になっており、

SNSなどで当時民主党代表チュ・ミエ氏にも「感染されたゾンビ」、セヌリ党キム・ジョンイン非常対策委員長にも「朴槿恵が噛み捨てたガム」と書いたことが明らかになっています。

特に、SNSで「(2015年、軍服を着て海兵隊を訪問した文在寅氏のことで)軍服着てショーしちゃってる」などと文氏を批判した内容まで明らかになり、いまは自分のSNSを閉鎖しているとのことです。

 

韓国式で有名になった人が、韓国式で反撃され、韓国式で話題になる・・これからは韓国式で長官になるのか、それとも韓国式で潰されるのか。そういう繰り返しもまた韓国式、といえましょう。疲れる展開です。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中(2019年2月10日発売)です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

重版が決まりました!

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中(2019年3月2日発売)です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog