失敗を認める勇気

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昨日は、板門店宣言(1次南北首脳会談の共同宣言)の1周年でした。韓国は板門店の6ヶ所でチェロ演奏など「平和パフォーマンス」を行いましたが・・北朝鮮側は最後まで参加しませんでした。それどころか、「米国との同調を切れ」と主張しました。韓国側は、北朝鮮側に「イベントの概要などは知らせたが、招待はしていない」としています。

<文在寅大統領と金正恩北朝鮮国務委員長が合意した4月27日板門店宣言1周年を、南北は異なる表情で迎えた。政府は、宣言の履行の意志を示し、記念公演を開いたが、北朝鮮は韓米共助を切れと対南非難を続けた・・>

これが画像です。有名なチェリストの方だそうですが・・これ、演奏する意味があるのかどうか。

引用部分及び画像キャプチャーソース:韓国日報

https://news.v.daum.net/v/20190428160936263

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

もう少し引用しますと、<・・文大統領はイベントに参加せず映像メッセージを通じて「たまにぶつかる難関の前では、しばらく息を調整し、道を探さなければならない」と、難しい情勢でも、南北関係の改善に努力するという意志を示し、キム・ヨンチョル統一部長官は同日、晩餐辞で「道は遠いが、必ず行かなければならない平和の道に向かって前進する」と強調した・・

 

・・北朝鮮の対南宣伝機構「祖国平和統一委員会」は、板門店宣言1周年を記念して発表した「備忘録」で、南北関係を米国が邪魔していると主張し、韓米共助に強い不満を表わした。

備忘録は「米国は、南朝鮮(韓国)当局に『南北関係が米朝関係より先に行ってはならない』とした速度調節論を露骨に強迫、北南関係を自分たちの制裁圧迫政策に服従させようとし、各方面で策動している」と主張し、今の時期こそ、南北関係が改善される可能性も、過去に戻る可能性もある厳重な時期だと規定した。北朝鮮の宣伝媒体「ウリ民族だけで同士」も、「米国の干渉と横暴は実に厚顔無恥の極端」と非難した・・>、となっています。

 

面白い(面白くないけど)ものですね。

あのチェリストさん、米国の方です。

下手でも、南北が一緒に演奏していたなら、辛うじて板門店宣言が機能しているとも言えたかもしれません。しかし、これじゃ・・

進展が遅い、息を調整する、そんなレベルではありません。わずか1年で、板門店宣言は失敗してしまったのです。

なのに、どこを見ても、「板門店宣言は失敗した」という主張がまったくありません。

 

 

 

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