韓国の「いわゆる強制徴用賠償判決」の真の意図は

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ソウル新聞の記事ですが、「韓国は、いわゆる強制徴用判決をどう評価しているのか」がよくわかる内容の記事がありました。

もちろんソース記事は併合時代について本ブログ(併合時代は合法)とは逆の解釈(併合時代は違法)をしていますが、「韓国が何を考えているのか」については、いままで本ブログで書いてきたものと同じ見解となります。

ここまでハッキリ書いてある記事も珍しいので、引用してみます。

 

<・・昨年、最高裁は、強制動員被害者の救済が請求権の問題を超えて、日本の不法植民地支配による損害賠償のカテゴリに属する​​問題であることを確認した。これは、植民地支配の起源をなす協定と条約が当初から無効なので、植民地支配そのものが違法だったことを前提としている。1965年の日韓基本条約で韓国政府が主張する解釈である。日本は、1910年に及ぶ協定と条約は有効だったが、1948年の韓国政府樹立で無効になったという解釈に立っている。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

最高裁判決は、その解釈の違いがもう許されないことを確認したものだった。さらに最高裁は請求権経済協力の対価性かどうかが不明であるため、請求権協定に強制動員に起因する損害賠償の問題を解決したとは難しいと判断した。

最高裁判決は、両国政府が基本条約と請求権協定の解釈を一致させ、植民地支配の不法性を確認するよう韓国政府に要求している。韓国政府が最高裁判所の判決を尊重するなら、1965年体制の限界を最終的に乗り越えるための外交努力に乗り出すべきである・・>

https://news.v.daum.net/v/20190624033650554

 

<最高裁判決は、両国政府が基本条約と請求権協定の解釈を一致させて植民地支配の不法性を確認することを韓国政府に要求している>。言い換えれば、韓国政府が主張する「裁判結果を尊重する」は、「併合時代を違法にするために努力する」という意味になります。一行で実にうまく現しているな、と驚きました。

基金だろうが何だろうが、韓国のこの要求はこれからも続くことでしょう。

 

 

 

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