鳩山氏、「安倍総理は日本と韓国の外交を『上下』で考えている」

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午後の更新が遅くなりそうで、もう一本エントリーします。

鳩山氏が韓国のラジオ番組に出演、またもや「悪いのは日本だ」な趣旨の意見をいろいろ述べました。

その中で、「安倍総理は、日本が韓国より上にあると見せつけようとしている」という内容がありました。

反日思想は劣等感の現れであり、韓国は必死に日本を「下」にしようとしている。韓国は日本との関係を「絶対的な上下関係(道徳的優位という言葉もありますが、そもそも韓国では道徳も上下関係が重要です)」としか考えないし、そう考えないといけないことになっている・・・これは、「韓国人による恥韓論」の頃から書いてきた本ブログのメインテーマでもあります。

それをそのまま「逆」で説明しているところが、いつものことですが「面白くないのに面白い」ところであります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<安倍総理は日本を昔のように強い国にしたいと・・(略)・・誇れる国にしたいと思っています。強い国を作るためには、経済的にも強くないといけません。日本は、30年近く停滞局面を経験し、中国と韓国が大きく成長しました。これに対する羨ましが日本国民の心の中に強くできました。そんな日本国民に対して、日本は強い国だと、過去の歴史から分かるように、韓国と中国よりも上位にある国家だという点を見せたいのです。

また、西欧列強のように、日本が中国と韓国に対しては上から見下せる国だと、自信を失った人々に自信を植え付けることができるメッセージを伝えたがっているようです。そのような面で、歴史を歪曲してでも、日本がより優位にあり、私達は決して悪いことをしていなかった、良いこともしてやった、そして私たちこそが上にあると、人たちに信じさせる発想のもとに韓国に対する外交政策を展開しているようです・・>

https://news.v.daum.net/v/20190710091822811

 

ブログでも、拙書でも、シンシアリーは「ある存在」のことで、鳩山氏が述べた「安倍政権の特徴」とほぼ同じことを書いてきました。

その「ある存在」とは・・・

民族優越主義をもとに、「朝鮮民族は中国より日本より広大な領土を持っていた。もっともっと偉かった。私たちが上だ。上が下に併合されるなんてありえない。戦え!テロでもなんでもやらかして誇らしい祖国を取り戻すのだ!」と騒いだ連中がいました。

読者の皆さんなら「あ、読んだことある」と思われることでしょう。韓国の正統性そのものである、あの臨時政府のことです。

 

妙なことですね。

いわゆる「右」側(この分け方微妙ですが一応)の個人ブロガーが書いた「臨時政府論」と、「左」側の元総理の方が主張する「安倍政府論」が、ここまでピッタリ一致するとは。

それすなわち、どちらかの分析は、完全に的外れ・・ということになりますが。

面白くないけど、面白いと思ってしまう私は、やはりどこか壊れているようです。

 

 

 

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・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog