韓国社会で「上下」の概念が歪んでいることについてはもう何度もお伝えしましたが、その副産物の一つとして、「上からやれと言われたらやるしかない」という現象があります。
そういう現象を、韓国では「剥けったら剥け(까라면 까는 거야)」と言います。
これは、兵役の時、上官が「服を脱げ(H)」と要求しても、従うしかないことから来た表現だと言われています。シンシアリーは公衆保健医という、保健所に出退勤する兵役代替制度で勤務しましたが、普通の兵役(韓国では現役といいます)の場合は退勤というものが無く、昼も夜も兵隊内で暮らすことになりますから。
さらに俗なものとしては、命令された部下が、上官のアレを自分の口に入れるため、アレを「剥く」意味だとの説もあります。
もちろん、定説はありません。韓国の兵役が閉鎖的だといっても、さすがに全員がHをしているわけではありませんし、単に面白がって作った表現の可能性もあります。一説では、トゲトゲの栗を素手で剥けと命令されてもやるしかないと解釈することもあります。
全ての説(?)に同じ動詞が適用できるので、どれがアタリかはわかりません。
さて、問題は、同じ現象が、兵役だけでなく、韓国社会全体に根を下ろしていることです。
一例として、大統領が(どう考えてもできそうにないことを)命令しながら「出来るのか」と問うと、命令された関連部署はとりあえず「出来ます」と答え、それに合わせて結果を「作り出し」ます。もちろん、結果は重要ではありません。上から言われたことを「やったか、やらなかったか」だけが大事なだけです。
ある意味、阿付(韓国語読みで「アブ」、おもねること)とも言えますね。事大主義の個人的な現れ・・・とまで書くと長くなりそうで、やめておきます。
本エントリーで扱っている言葉や文章はかなり低俗なものであるため、もし韓国人と会話することがあったら、使わないでくださいね。ただ、多分その韓国の人も「剥けったら剥け」という言葉は知っていると思います(笑
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