約1時間前、ニューヨークの宿所の前に、北朝鮮のリ・ヨンホ外務相が次のように主張しました。
・米国が先に宣戦布告したことを世界各国は忘れないように
・国連憲章は自衛権を認めている。米国の戦略爆撃機が北朝鮮の領空を超えてこなくても北朝鮮は自衛権に基づき対応できる権利を持つ
ソース記事は↓聯合ニュースです
http://v.media.daum.net/v/20170926000829987?rcmd=rn
韓国マスコミで速報扱いだったし、宣戦布告という言葉を使ったこともあるので(前も北朝鮮が宣戦布告という言葉を使ったかは不確かですが、最近では初めて聞いた気がします)、エントリーしました。
さぁ・・爆撃機がどうとか言ってたので、B-1Bのことも気にしているのは間違いないでしょう。米国の爆撃機(B-1Bランサー)がNLLを超えて北上したというニュースを読みましたが、それに対応してのことでしょう。
でも、ソース記事では、リ・ヨンホ氏はこう話しています。
「過去数日間、国連をはじめとする国際社会は、口喧嘩が実際の行動にならないことを切に願ってきた」、「しかし、トランプは、先週末に再び私たちの指導部が長続きしないだろうと公言し、ついに宣戦布告をした」、「米国の現職大統領が話したからには、これは明らかに宣戦布告だ」。
・・・北朝鮮の領空を超えなくても自衛権発動って、できるわけないでしょう。「出来ることならやってみなさい」と言いたいところです。
彼がなぜこのように「できっこない」ことを大々的に発表したのかが少し気になりましたが、記事を読んでみたところ、やはり爆撃機のことより、「金正恩体制を壊す」ことがもっとも「聞きたくない」ことだったみたいです。
そういえば、韓国のムン・ジェイン大統領は金正恩体制を認めると言ってました。逆に考えると、体制維持発言って北朝鮮からするとものすごく嬉しいものだったでしょうね・・・
・・・北朝鮮にファンクラブとか出来てないかな?
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