チョン・ジンソクという保守派議員がいます。
保守派の中でも、左派との睨み合いが露骨な人ですが、「盧武鉉大統領が自殺した理由は夫婦喧嘩だ」など、根拠ない発言が多いのでスルーしていました。
彼が、ある文書を公開しました。
最近問題になっている「コメント部隊」の元祖が、盧武鉉氏だというのです。
コメント部隊というのは、李明博大統領の頃、国情院などの「ネットコメントによる世論操作部隊」のことです。これが選挙への違法的な介入だとして、韓国では大きな話題になっています。
ですが、チョン議員が公開した盧武鉉政権の「国政ブリーフィング、国内メディアの報道総合部処意見関連協力要請」という国政広報処公文書によると、「当該マスコミのインターネットホームページの記事に省庁の意見を実名コメント記載すること」と書かれています。別ソースによると、「かならず施行すること」となっています。
チョン議員は「盧大統領の指示で主要メディアの報道記事に公務員が積極的に(コメントを)書くように指示した文書だ」としています。国家情報院(国情院)にもこの文書が届きました。
http://v.media.daum.net/v/20170927143133859
「実名」で書けとなっているからコメント部隊とは違うのではないかとの指摘もありますが、それは「コメントを書いた人に、書いた分の実績評価をするため」とのことです。
ろうそく革命とかいう言葉が流行った頃から、「韓国社会は、改革などできない。上下(支配勢力と支配される勢力)が入れ替わるだけのこと」と本ブログは書いてきました。
「入れ替わるだけ」というのは、結局は「同じ穴のムジナ」でしかないという解釈もできるわけでして・・・要するに、今回の件も、「左派も右派もやっていただけのこと」といういつもの結論になってしまいます。
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