韓国の大統領に専用機が無い理由は

とにかく、なにもかも比べないと気が済まない韓国社会。今回のトランプ大統領の訪日・訪韓のときには、本当にくだらない比べが多く、うんざりしました。

ネット上の意見ではあるものの、中には安倍総理の背が何cmなのかもありました。トランプと並んでいるだけで「屈辱」になると期待していたのに、思ったほどではなかったので悔しい・・というのです。

中央日報のような大手マスコミも例外ではなく、「日本の総理に2機の専用機があるのに何で韓国には専用機が無いのか」という記事がドーンと乗りました。19日のもので、「文大統領は貸し切り1機だけ、専用機2機使う安倍」という記事です。

 

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ええと・・・なんと言いましょうか、くだらない内容にS&B(謝罪と賠償)を請求したくなります。

でも、とても素朴な疑問もあります。「じゃ、買えよ!」です。

さすがに、専用機が買えないとか言わないはずですし、財閥企業に税務調査やると言えば2~3機ただでもらえるのでは?(笑

 

その点、記事の最後の最後に、面白いことが書いてあります。

<・・ある与党関係者は「正直、与野党関係なく、国力が伸びた韓国の国格に合った専用機が必要ということに異論は全くない」、「しかし、政権が変わるたびに、野党が反対して専用機購入が失敗に終わった前例があり、今の与党だって、過去の政府が専用機を購入しようとする時には反対していた「原罪」がある。先に専用機の購入を言い出すには限界があるのが事実だ」と述べた・・>

http://v.media.daum.net/v/20171119060048022

 

ある案において、右派が与党だったときには左派が反対し、左派が与党になると右派が反対・・「朴槿恵と亡国の民」や「末韓論」にも書きましたが、「改革でもなんでもなく、上と下が入れ替わるだけ」が韓国政界で繰り返されたためです。

「敵」の専用機購入などに同意できるか!と反対して、いまになって「やっぱり買おう!」と言えないので、結局はいまだ専用機が無いというのです。

前にそんなこと言ったと忘れるよりはマシだから、まだ可愛げがある・・・・・のかどうか、微妙ですね。

 

 

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