いまだ多い「嫌韓は、日本が国内問題にファビョってるだけ」論

嫌韓は、日本が国内問題に関するいらだちを韓国にぶつけているだけだ・・意地悪な書き方をすれば、日本が火病(ファビョン)を起こしているだけだ・・という主張。韓国には常にこの主張があったし、いまでもたまに記事になります。他の「韓国の主張」と同じく、この件も、日本内の一部の人たちがまったく同じ主張をしていたりします。

今回は京郷新聞が同じ主張の記事を載せましたので、紹介します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・日本の歴史を見ると、自国の内部の問題を解決するために隣国である韓国を攻撃した事例が多数あるとすぐわかる。新羅侵攻計画、壬辰倭乱、征韓論、関東大震災朝鮮人6000人の大虐殺、バブル経済崩壊後の嫌韓などがその例である

・日本の国内経済停滞現象をグローバリズムのせいにしながら、在日外国人に対する反感が高まり、在日外国人の中で最も多くの割合を占めている韓国人に嫌う感情が集中された。その後、1991年8月、日本軍「慰安婦」被害証言が問題化され、1992年3月、日本最大の有力総合月刊誌である「文芸春秋」の特集対談記事が掲載され、これをきっかけに、メディアに嫌韓談話が本格的に登場することになる

・したがって、日本の憲法改正を通じた右傾化の歩みは、今後、日本がますます国内的なもの、国家的なものに集中することを意味する。過度右傾化の歩みは、自国以外のものを排斥する面につながるものであり、韓日関係では嫌韓につながるか心配せずにはいられない

http://v.media.daum.net/v/20180116211314822

 

結局は「改憲やめて」記事だった・・・という驚きの展開です(笑

いわゆる「嫌韓」と呼ばれる動きのもっとも大きな力、言わばきっかけは、「知」だったと思います。

2002ワールドカップで韓国に関する興味が高まったとこ、ちょうど両国にネットインフラが普及していたこと・・「知る」が溢れたわけです。

反日は、「知る」を徹底的に否定しながら日本を憎めとしています。教える以外を知ってはいけないとします。

嫌韓は、「知る」ことで広がりました。「憎め」とはニュアンスも違う気がします。

差があるなら、そんな差がありますね。

 

 

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