文在寅氏「来年は韓国建国100周年」

本ブログでも何度か扱いましたが、韓国は「1919年に建立した」と主張しています。臨時政府は1919年31運動で設立した「政府」だという設定であるためです。だから、併合時代は「違法」でしかない、と。今でも韓国政府が併合を「源泉無効だ」としている理由もそこにあります。

ですが、韓国内でも「どうみても1948年が建国だが何を言ってるんだ」という常識的な主張をする人たちもいます。

たぶん、そんな人たちを狙い撃ちしたものでしょうが・・文在寅大統領は今日の演説で、「来年は建国100周年だ」と明言しました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<ムン・ジェイン大統領の3.1節記念演説の核心キーワードは「歴史戦争」である。まず、歴史問題で争っている日本に向けては、人類普遍の良心を取り上げ、反省を促した。特に、日韓の懸案である独島(※竹島)領有権紛争と日本軍慰安婦問題と関連し、政治的に妥協することなく、原則通りに問題を解決するという意味を明らかにした。また、国内の保守・進歩(左派)勢力間の「建国節」論争にも釘を差した。ムン大統領はこの日、記念演説で建国100周年という表現を複数回使用した。これは来年(2019年)3.1運動と大韓民国臨時政府樹立100周年を控えた点を考慮して「建国節」の問題を、民族の精気を確立する次元で扱うという強い意志だ・・>

http://v.media.daum.net/v/20180301164213457?rcmd=rn

「原則」というのが、合意を守らないことのようです。さらっと凄いこと書いてますね。もはや「合意は守ることが基本」ということすらも考えていないようです。

精気より正気をなんとかしてほしいところであります。

 

 

↓3月3日の産経新聞に広告が載ります!

 著書関連のお知らせ ♨

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!

・10冊目「なぜ日本のご飯は美味しいのか」、9冊目「韓国人による末韓論(扶桑社新書)」も発売中です

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。