北朝鮮「韓国の特使団は首領同志に忠心からなる謝意を示した」

重要な誤訳が明らかになりました。記事引用の部分以外の内容が完全に「ズレ」てしまったことになり、エントリーする意味も無くなりました。

「衷心」を「忠心」に誤訳してしまったようです。

「衷心」は韓国ではほとんど使わない言葉ですが、だからといって消滅した言葉ではありません。韓国の記事でそのまま使ったとしてもおかしくありません。記事の方ではなく私の誤訳でした。

つまんない内容になってしまいましたが、エントリーそのものは残しておきます。

 

 

(ここから「続きを読む」の後、エントリー本文になります)

とりあえず、四月末の南北首脳会談までは様子見しかできることが無くなりました。

前の首脳会談では金大中氏が連邦制統一に理解を示したりしましたが、今回はどうなるのでしょうか。

そんな中、北朝鮮の朝鮮中央テレビが次のように話した、とのことです。

<・・(北朝鮮の朝鮮中央テレビは)映像を公開し、関連内容を報告しながら、「南朝鮮大統領特使団の構成員たちは、敬愛する最高指導者同志(金正恩氏のこと)が、自分たちのために多くの時間を割いてくださり、最高のおもてなしを施してくださったこと、思いもよらなかった太っ腹な決断を下してくださったことについて、忠心からなる謝意を示した」と伝えた・・>

http://v.media.daum.net/v/20180306202057719?d=y

 

・・本題は、特使ではありません。タイトル詐欺ですみません(爆

 

本題は、「忠心(忠誠心)」です。

これを読んで、私は、韓国がしょっちゅう日本に対して要求している「真正性」という言葉を思い浮かべました。

そして、「ああ、なるほど。韓国が日本に要求している真正性(真心からなるもの)とは、『忠誠心』と書いても同じ意味になるんだな・・・」と気づきました。

日本に対してだけでなく、韓国人が言う「正しい」「真心」などは、相手が自分に忠誠心を示すこと・・すなわち(自分自身を上にしての)上下関係の確約でありますから。「忠誠心」と書いて問題ありませんね。

 

 

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