サムスンのスマホ、中国でのシェア0.8%へ墜落

サムスンが日本家電業界のシェアを奪ったのと同じように、いずれ中国企業によってサムスンもシェアを奪われるだろう・・・随分前から予想されていたことですが、

中国でのスマホシェア、去年9月~12月統計で、サムスンが0.8%まで墜落した、とのことです。一時は20%近くまでシェアを取っていた、と聞いた記憶がありますが。

スマホ市場世界2位(1位は中国、米国が3位)のインドでも、中国企業に1位の座を渡した、とか。

 

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イ・コンヒ会長自ら「サンドイッチ(技術力の日・米と生産性の中国の間に挟まれる恐れ)」を警告していましたが、どうやら中国でも「アップルと中国企業の間で挟まれた」そうです。余談ですが、日本メーカーは「利益が出せない」とてもわかり易い理由で随分前に中国から撤収しました。あの時、韓国マスコミは「中国市場で撤収だなんて日本も落ちたものだ」と大喜びでしたが、サムスンはどうするのでしょうか。

http://v.media.daum.net/v/20180408050049703?rcmd=rn

 

まだ「サムスン危ないね」と言い切れるほど大きな動きが見えているわけではありません。ただ、内外で難しい状況なのは事実です。

魔女・朴槿恵の裁判でもイ・ジェヨン氏(サムスン副会長)が関わった部分は無罪宣告になるなど、文在寅政権もさすがにサムスンに対しては慎重な態度を見せています。文政権としては「サムスンに恩を売っておいた」とも言えますね。しかし、韓国の左派政権というのは「雇用主は悪」という考えを持っているので、いずれ財閥各社と衝突する流れになるでしょう。そう考えると、実績以外の部分でも、サムスンはウリ(経済界)と文政権の間で「挟まれた」と言えなくもない気がします。

 

 

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