孫基禎の国籍

韓国では定期的に騒ぎになる事案ですが、1936年ベルリンオリンピックのマラソンで金メダルを取ったソン・ギジョン(ソン・キテイ、孫基禎)選手の国籍表記がまた話題になっています。

言うまでもなく、金メダリスト・ソン選手の国籍は日本となっています。VANKなど韓国の反日教徒たちは孫基禎の国籍は韓国にすべきだ。韓国が独立したから国籍表記も変えろ、そう主張しています。

しかし、IOC表記は孫基禎という人間の国籍がどう変わったかを示すわけではありません。1936年ベルリンオリンピックの金メダリスト孫基禎の国籍を示しているだけです。それが日本であったことは間違いありません。

 

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ウィキペディアなどなら韓国人特有の「無差別に書き換える正義」でなんとかなるでしょうが、IOCならそうはいきませんから。また、英語のグーグルにも孫基禎氏の国籍は日本ということになっているようです。

そこでまたVANKが騒ぎを起こしています。世界に知らせるプロジェクトをなんとかなんとかなんとか・・と。

http://v.media.daum.net/v/20180425114254523

 

いや、別に彼らにとって大事なのは「騒ぎを起こす」ことですから・・IOCが表記を変えるかどうかはどうでもいいかもしれません。

2008年、政府はVANKに支援していた政府予算を「韓国学中央研究院」経由(政府がVANK分まで韓国学研究院に支給すると、研究院がその分をVANKに渡す)から「独島研究会」経由に変えたことがあります。その過程で、一部のマスコミで「政府がVANK予算を無くした」という報道が流れ、政府がそれは違うとわざわざ「独島研究所経由に変えただけだよ(涙)」と発表する騒ぎがありました。当時の支援額は5千万ウォンだったそうです。

その騒ぎのおかげで、VANKが政府支援をもらっていることが明らかになったわけです(笑)。VANKも、もらった分の仕事をしていると世に示さないといけないでしょうし、そのためには「騒ぎを起こす」必要があるでしょう。迷惑な話です。

http://v.media.daum.net/v/20081024173904679

韓国政府としても、「併合時代の日本政府は違法占拠にすぎない」とする韓国の歴史(笑)を世界に示す意味でも、大喜びではないでしょうか。VANK、来年の予算はもうちょっと増やしてもらえるかもしれません。

 

 

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