「彼女を愛してるから、私は彼女を暴力で罰する権利がある」

KBSが、韓国の社会問題である「デート暴力」を扱った番組を放送しました。恋人を殴る人が多い、というものです。

その中でもひと際存在感を放っていたのは、「遅くまで友だちと遊ぶ」という理由で3時間も彼女を暴行した男が、その理由を「愛しているから」と答えたことです。

番組内容を扱ったソース記事では、「愛しているから(だから暴力で彼女を罰する権利がある)」と書いています。

http://v.media.daum.net/v/20180503162104217?d=y

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

確かに極端なことではありますが、私は記事を読んで「犯人の男だけの問題じゃないだろう」と思いました。韓国社会には、同じ考えを持っている人が多いからです。「双方向性」ではなく、「一方通行」なんですよね。韓国人の「愛」は。

本ブログらしく書いてみますと、日本の皆さんは、韓国関連ニュースをチェックしながら「日本は大事な隣国だ」「日本と良い関係を築きたい」というニュアンスの記事を読まれたことはありませんか。そこでいう「大事」や「良い」が、この男が言う「愛してる」と同じものです。

たまに、韓国人の反日発言は日本に対する「しつけ(もちろん的外れのしつけですが)」に近いニュアンスだったりします。デート暴力の男の言い分とどことなく似ていませんか?

 

 

彼女を3時間も暴行した男の「愛してる」は嘘でしょうか?嘘ではありません。ただ、彼が求めている「愛の形」は、絶対服従、すなわちご主人さまと奴隷の関係です。それが、彼の思う「正しい」愛の形です。だから、彼は「私の真心の愛を裏切った(言うことを聞かなかった)彼女に暴力で罰するのは、当然の権利だ」と信じていて、マスコミのインタビューでも平気で答えることが出来るのです。

韓国の言う「日本は大事な隣国」「日本との良い関係が欲しい」は、嘘ではありません。ただ、その「大事」や「良い」は、日本が一方的に韓国に服従する関係でしか成り立たない、とても暴力的なものです。「日本が韓国の植民地になること」と書き換えても問題ないでしょう。

本件、「愛」という字が入っているから違和感がありますが、「愛」を「正義」に変えてみてください。

「私の正義に文句をいうのは悪だ」「正義は悪に何をしてもいい」とする韓国社会の心理は本ブログで何度も書いてきました。それと同じです。

 

心が曇りきったシンシアリーは、これから録画したアニメを見ながら浄化を試みます・・・でも心の浄化に似合いそうなものがあまり無いような気がします。

 

 

NEW 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。

 著書関連のお知らせ ♨

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!

・10冊目「なぜ日本のご飯は美味しいのか」、9冊目「韓国人による末韓論(扶桑社新書)」も発売中です

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。