LAコリアタウン、ホームレス施設設置に「在米韓人の政治力が弱いからだ」

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SBSの報道によると、「米国ロサンゼルス市当局が一方的にコリアタウンに『ホームレス集団居住地』を設置すると指定し、韓人たちが強く反発しています」、とのことです。韓人というのは原文ママですが、記事などで「在米韓国人とか韓国系米国人とか」のことでよく用いるようです。

ホームレス集団居住地・・記事によると「シェルター」とも言うらしいですが、居住地というよりは保護施設で、約65人分のベッドと、簡易式のシャワーとトイレ、簡単な健康管理を行う施設だそうです。それを、公営駐車場に作ることにした、と。その公営駐車場の周辺には韓人が運営する商店街などがあるそうです。

記事によると、現地韓人たちは「ホームレス集団居住地がコリアタウンに決まったのは、韓人たちの政治的影響力がまだまだ弱いからだ」主張しているようです。LAは他の地域でも検討したけど、コリアタウンに一方的に決めたのがその理由だ、と。

 

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もちろん、こういうのを公聴会も無しに急に決めたのは問題でしょう。でも、この件、政治とかは関係ありません。

まず、米国にホームレスが多いのは前からあまり変わっていません。LAのホームレスだけで6万人だと言われています。

2017年8月4日のTheKoreatimesの報道によると、「最近は(LAの)ホームレスがコリアタウンに集まりつつある」ということでして。

http://www.koreatimes.com/article/1069268

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すでにホームレスが集まりつつある街の公営駐車場を選んでホームレス関連施設を作ることは、当局の選択としては「あり」ではないでしょうか。

それに、もう一つ、韓人ホームレスが急激に増えた、というニュースもあります。これもSBS、去年12月16日の「崩れたアメリカンドリーム・・韓人ホームレス急増、気不味い実態」という記事によりますと、「私たちの同胞が多く住んでいるロサンゼルスに韓人ホームレスが急増しています。経済的困難が主な理由で、正確な数字すら把握するのが難しいとのことです」、と。

すなわち、コリアタウンが忌避しているホームレスには、大勢の韓人も含まれているという意味です。

http://v.media.daum.net/v/20171216210901719

こういう情報を集めてみると、すくなくとも、政治の影響力がどうとかの話ではないのが、よくわかります。

それに、そんなに自分たちを「弱者」としてアピールしたいなら、弱者であるホームレスの施設を快く受け入れることもできると思うのですが、そんな声は記事内容にまったくありませんでした。

 

 

 

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