北朝鮮、韓国取材団の受け付け拒否(再アップ)

※本エントリーは追記して再アップしたもので、元は5月21日12時49分のものです。追記分は本文の最後にあります※

健康検診(年1回)があったので、更新が遅れてしまいました。申し訳ありません。

北朝鮮が、核実験場閉鎖の取材の件で、韓国側の取材団の(記者名簿などを)受け付けを拒否しています。一部では「連絡ができていない」ようなニュアンスの報道が流れていますが、MBCの報道によると「受け付けない」と北朝鮮側が明らかにしたようです。

「明日の午前11時まで中国の北朝鮮大使館で集結」となっているので、そろそろタイムリミットが近いようです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

昨日に続き、今日の午前まで、受付していないから・・韓国の取材団も気が気じゃないでしょう。一応、北京で待機している模様。

http://v.media.daum.net/v/20180521121806491

 

他の国(米国、中国、ロシア、イギリス)の取材団は訪北(訪朝)手続きに入りましたが、北朝鮮側が取材団に1万ドルを要求したり、核とは関係ない北朝鮮の観光地「ウォンサン観光特区」を「一緒に取材して欲しい」としている、とのことです。ウォンサン観光特区は「金正恩の偉業」として北朝鮮が宣伝している地域です。

http://v.media.daum.net/v/20180521070552508

http://news.tvchosun.com/site/data/html_dir/2018/05/21/2018052190026.html

 

ここから本題ですが・・

13日、韓国が「北朝鮮が日本の取材団を拒否したw」とマンセーする内容のエントリーを書いたことがあります。核実験場の閉鎖に、日本の取材団は呼ばなかった、ということです。

報道には中立性が必要ですから、「僕らも拒否されたw」とマンセーすることになるのでしょうか・・・ってならないか。いま、北朝鮮は韓米軍事訓練、脱北者、テ・ヨンホ氏の北朝鮮体制批判などで韓国側に対応を要求しています。ただの牽制か、それとも北朝鮮が本当に望んでいるのは「韓国パッシング(韓国が前に出過ぎるのを望んでいない)」なのか。どうするどうなる文大統領。外交王に彼はなる!(根拠なし

 

※追記

SBSが「結局、韓国取材団を排除」と記事を書いています。もちろん、まだ結果が出たわけではありませんが、時間的に、もう無理だと判断したようです

<北朝鮮が、口では私たち民族同士で(ウリ民族キリ、私たち民族だけで)と言ってますが、実は韓国だけ排除して事を進めるつもりのようです。事実、ムン・ジェイン政府が南北関係の改善に苦労しているのは、誰も否定できない事実ではありませんか?にもかかわらず、私たちを排除するというのは、まず、(韓国に)米国をより確実に説得しろとする意味があるでしょう。次に、北・中関係が改善され、韓国の利用価値が低下したという判断も作用したようです。(視聴者の皆さんは)板門店宣言当時ムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン委員長が手を取り合った姿を覚えている方も多いでしょうし、そのシーンを思い出すと、より苦くなるところです・・>

http://v.media.daum.net/v/20180521204205657?rcmd=rn

なんというか、ニュースというより、失恋をテーマにしたドラマのあらすじに見えます。こういう時にいちばん危ないのは、一つの出来事に一喜一憂することです。一喜一憂を原動力とする人たちにそれやめろと言っても無駄でしょうけど。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

アマゾン他で予約中です!画像はアマゾンリンクとなります

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が2018年6月2日に発売予定です。

今回は2018年になってからの出来事、北朝鮮の非核化問題、南北首脳会談のこと、韓国社会の親北化、韓国社会にあふれている市民団体の政治権力化と直接民主主義への渇望、そして慰安婦合意不履行宣言のことなどを扱っております。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!

 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。