天国?

「マネートゥデー」が、韓国のホームレス問題を取り上げました。

基本的にはホームレスたちの苦しい処遇を取り上げる記事が多いですが、今回は逆です。

<・・最高気温が29度まで上がった今月15日夜8時、ソウル駅の前。酒と汗、尿の臭いが入り混じった悪臭が蒸し暑い風に乗って鼻を刺す。ホームレスたちの臭いだ。地下道の階段と通路、駅前広場、タクシー乗・下車エリア、どこに目を向けても、ホームレスがいないところがなかった。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

薄い布やボックスの上に体を休め静かに眠ろうとするホームレスもいるが、集団でお酒を飲んだり大声を出したり、「天国」を論じる群れもあった。ホームレスは人々が通り過ぎてもお構いなしにズボンのチャックを開け、用(小)を足した。広場前の道端で、警察2人が会話にもならない話をするホームレス2人ともめていた・・>

http://v.media.daum.net/v/20180523040100381?d=y

記事によると、服を脱ぐ、通りすがりの女性にセクハラ発言、飲酒暴行が当たり前で、集団で派出所(交番)に攻めてくることもあるとか。寒い時期は施設に入って、暖かくなるとまた施設から勝手に出てくるらしいです。

記事で「天国」という言葉が出てきたのが印象的です。彼らは、自分勝手に何でもできるという意味で「天国」としたのなら、「楽園」とすべきかもしれません。

がけっぷち外交で、嫌がらせを威厳だと勘違いし、自分たちで天国(楽園)を論じる某地域とそっくり・・な気もします。

 

韓国では「街(ストリート)のホームレス」と「全国のホームレス」を区別して、主に「街のホームレス」の数字を発表しています。2016年基準で1522人です。しかし、(私が知っているかぎりではありますが)他の国ではそういう区別はあまりしません。韓国の全国のホームレスは2016年11340人とされています。日本の場合、去年基準の全国調査で6235人。余談ですが、最近コリアタウンがホームレス施設でもめているLAの場合は6万人です。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

アマゾン他で予約中です!画像はアマゾンリンクとなります

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が2018年6月2日に発売予定です。

今回は2018年になってからの出来事、北朝鮮の非核化問題、南北首脳会談のこと、韓国社会の親北化、韓国社会にあふれている市民団体の政治権力化と直接民主主義への渇望、そして慰安婦合意不履行宣言のことなどを扱っております。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。