与党以外の候補たち、相次いで暴行される

613地方選挙(一部の国会議員補欠選挙も一緒に行われます)の選挙運動シーズンに入りましたが、5~6月に「与党以外の」候補たちが暴行される事件が相次いでいます。

特に保守右派が他地域より強いことで有名な大邸(テグ)では、候補が腰に怪我をして選挙運動が難しくなったという報道もあります(まだ未確認です)。

いくつかの記事を簡単にまとめてみます。

 

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先月の5月14日のことですが、広域自治体の長(ソウル、テグ、各道の知事など17つの自治体長)としては唯一無所属で、今回の選挙でも与党「共に民主党」の候補をリードしているウォン・ヒリョン氏の演説中に、男がウォン氏の公約に反対する内容を叫びながらウォン氏を暴行、阻止されると自分の腕に自害(日本で言う「自傷」)したりしました。犯人は、演説の場を用意した市民団体の幹部でした。

http://www.jejupress.co.kr/news/articleView.html?idxno=87114

 

5月31日には、現役大邸市長で自由韓国党候補であるクォン・ヨンジン氏が選挙遊説中に障害者団体の人たちに襲われました。クォン氏は腰に怪我をし、「選挙運動を続けることができるかわからない」とのこと。障害者団体の人たちはクォン氏の政策に不満があって前からデモをしていたとも。

http://v.media.daum.net/v/20180531151349167

 

今日は、江原道(カンウォンド)知事候補の自由韓国党チョン・チョンス候補が、選挙遊説中に男に襲撃されました。随行員たちが候補をかばいましたが、随行員1人が頭を殴られて全治2週となりました。

http://v.media.daum.net/v/20180604150334438

被害者は全員与党以外、犯人は全員市民団体なのが気になるところです。

 

 

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