「口は閉じて財布を開けろ」

韓国には、「歳をとったら口を閉じて財布を開けろ」という慣用句(?)があります。

諺というほど古くからあった表現ではありませんが、意外と広く使われているから慣用表現とは言ってもいいじゃないでしょうか。

基本的には、年長者、または会社の上司などに対して・・・さすがに面前では言えないと思いますが・・・「あなたのアドバイスは必要ない。必要なのはあなたのお金だ」という意味で使います。

 

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さらに、この慣用表現は、「待接(良い待遇のこと)されたければ、歳をとったら口を閉じて財布を開けろ」というふうに、「指図する年長者(または上司)は必要ない。お金をくれる(遺産とか会食とか)なら相応の待遇をしてあげてもいい」という意味も使います。

最近、朝鮮半島の平和(笑)関連で「日本は金を出すべきだ」という趣旨の記事を読んでいると、そのニュアンスはまさに「口を閉じて財布を開けろ」そのものです。ご存知、韓国は、あるときは韓国の経済発展を最大限に誇りながら「もう日本も大したことない」としながら、あるときは「経済大国の日本が力を貸すべきだ」という態度を取ったりします。通貨スワップとかもそうですが・・

 

一つ確かなのは、すでに使い方やニュアンスからして、彼らの言う「良い待遇」が、上司または年長者に対する「尊重」とはまったく関係ないということ、「口を閉じて財布を開けるなら、良い待遇をして・あ・げ・て・も・いいぞ」という、明らかな上からの目線であることです。その態度もまた、日本に対してもまったく同じです。

 

 

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