惨敗の保守派「まずい。私たちも反共はやめよう」

13日の地方選挙でボロ負けした韓国の保守右派「自由韓国党」。ホン・ジュンピョ氏も辞任してこれからどうなるのかとあまり期待せずに見ていましたが、どうやら分裂する可能性が出てきました。

党内で「冷戦的な考え方(反共政策)のせいで負けたのだ。これからは私たちも宥和政策で行く」という動きが出て、大勢の議員たちがこれに賛同しましたが、また反対する議員も多く、内乱が起きたからです。

MBCの報道から、部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<地方選挙で惨敗した自由韓国党は路線変更を模索しています。キム・ソンテ院内代表は冷戦的な対北観のせいで選挙に敗れたとして柔軟な思考に切り替えするとしましたが、党内では、すでに破裂音が出ています・・

・・「私たちが間違っていました」と国民に謝罪しながら、キム・ソンテ院内代表は、党再生のために冷戦的思考から脱皮しなければならないと言いました。制裁と圧迫だけによる北核解決方法だけに陥ることなく、たとえ北朝鮮にまた騙されることがあっても、北朝鮮の核問題へのアプローチを変えるとまで言いました。

しかし、これらの路線転向は、いわゆる反共保守に理念的「根」を置いている韓国党の長い政治的慣行との決別を要求するという点で、従来の支持層の離脱懸念などによる党内の対立が目に見えています・・>

実際、記事によると。党内の有力議員から早くも反対意見が出ているようです。

http://v.media.daum.net/v/20180616201205271?rcmd=rn

現在は、自由韓国党が113議席、共に民主党が130議席です。総300議席。

次の国会議員選挙は2020年ですが・・早くも結果が見えている気もします。

 

 

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