反日エンボリ

また更新が遅くなりました。事前告知もせず、申し訳ございません。

エンボリ(앵벌이)という言葉をご存知でしょうか。他人の命令で物売りして、その金を上納する子どもたちのことです。最近はイジメ問題などで、弱い子に物売りをさせることも多く、その場合も「エンボリをさせた」と表現したりしますが、エンボリはもっと昔からいました。

私の「彼女無し歴」と同じぐらい昔のことですが、韓国では物乞いたちに子供を「レンタル」する組織がありました。そうすると、物乞いの「稼ぎ」がよくなるそうです。その赤ちゃんたちがある程度大きくなると、レンタルはできなくなり、子どもたちに物売りをさせます。幼い子がガムとかを売っていると、それはそれで「同情」を利用し、稼ぎが悪くなかったそうです。そういう子どもたちをエンボリと呼びました。

 

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さすがに最近はそんなもの無くなったと信じたいところですが・・1998年3月27日の京郷新聞から、こんな記事が確認できます。

<ガム売り組織・病院が結託・・醜悪な人身売買。赤ちゃんがエンボリとして売られている。本社取材、衝撃の現場告発>という見出しの記事で、赤ちゃんが「ソウル駅の周辺などで300万ウォンで取引されている」「専門斡旋者が別にいて、上金(プレミアム)もらって再び売ることも」「お金稼ぎの道具に転落」とも。

<ソウル都心で未婚母(未婚のまま出産した人)や極貧者の赤ちゃんたちが売買され「ガム売り」などお金稼ぎの道具に転落している。幼児を買い取った中年のおばさんたちは同情心を誘発するために赤ちゃんをオンプして物乞いし、赤ちゃんたちが成長してからは所謂「エンボリ」にして自分たちでお金を稼いでくるようにし、その金を搾取しているのだ・・>

98年にもあった、ということでしょうか。すると、今もあるのでしょうか。

私が知っているかぎり、毎週水曜日、日本大使館の前に、大勢のエンボリたちが集まります。

http://v.media.daum.net/v/20180627133858705

反日エンボリ、子どもたちです。「慰安婦おばあさんたちと一緒にします」「お金より真心を」「子どもたちだって知っていますこれ以上隠さないで」など、日本に抗議する内容のフレーズを手にして、デモに参加している子どもたち。

どうして誰も「子どもたちにそんなことさせるな」と言わないのか・・

「稼ぎがよくなる」からでしょうか。それとも、この子どもたちの姿もまた、「真の韓国人」だからでしょうか。

 

 

 

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