旭日旗を禁止できる法律は世界のどこにもない・・韓国内にも無し

平昌のとき、韓国側のソン・ベクユ、オリンピック組織委員会スポークスマンが「観衆の所持品を規制するには、国家保安法に関連したものでなければならない。旭日旗、ナチス旗、韓国民が人共旗(北朝鮮の国旗)など」と話したことがあります。

http://v.sports.media.daum.net/v/20180214072917541

結論から言うと、これは間違いです。国家保安法には旭日旗関連規定などありません。今回もまた、なんでFIFAは旭日旗を制限しないのか!ということで韓国のマスコミが正気を失うほど怒っていますが、実は世界はおろか、韓国内にも旭日旗を制限できる法律などありません。あるとすれば、いつもの「国民感情」だけです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

この件、本ブログでは2月に扱ったことがありますが、

「旭日旗など、日帝を象徴するものを禁止する関連法案は、2013年9月発議されたが、19代国会の任期満了で廃棄」されました。

以下、今日のマネートゥデーから部分引用します。

<・・旭日期は、日本の植民地被害を受けた韓国でさえ刑事処罰の対象ではない。関連立法が推進されたが、外交問題などの懸念で、国会の敷居を超えなかった・・

・・FIFAワールドカップの規定に観客が攻撃的または政治的なスローガンを表示することを禁止する一般的な規定だけがある。っと日記の使用のために、別の規定はない。問題は、FIFAワールドカップが旭日旗応援を「政治的スローガン」と見ていないという点だ・・

・・国家別に見ても、旭日旗を法令等で禁止している場合は無い。これはナチスの模様である「ハーケンクロイツ」に対して、ドイツはもちろん、フランスなどの多くの国で禁止しているのと対照される・・>

http://v.media.daum.net/v/20180629085708990?d=y

 

こうして、FIFAや世界中で使用が認められているという分析までできたなら、普通は「韓国が旭日旗の禁止を強制できる根拠は無い」という結論になるものだと思いますが・・・

記事は結論として、こう主張しています。「最大の理由は、日本が旭日旗の使用を禁止しなかったこと」だと。すなわち、記事は「日本が旭日旗を禁止することはもっとも根本的な解決法になる」と主張しているわけです。

 

 

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