韓国、南北協力を対北朝鮮制裁の「例外」にすべきと公式主張

韓国政府が、北朝鮮への制裁に対して、南北の間の(経済的なことも含めて)交流においては例外を認めるべきだと主張しています。安保理などに対し、韓国政府が公式に話している、とのことです。

アジア経済の記事から、部分引用します。

「政府が南北関係の改善のための交流協力事業について、国際社会の対北朝鮮制裁の例外認定が必要であることを確実にした。朝米間の非核化後続交渉が難航に陥った状況で、南北協力を通じて交渉に推進力を持たせるという趣旨と解釈される。年内を目標とする終戦宣言と一緒に、実質的に対北交渉カードを投げたわけだ・・

 

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・・カン・ギョンファ外交部長官は、米国訪問を終え23日、仁川空港で帰国した際、安保理理事国に制裁緩和を強調したと知られている点について、「緩和ではない」とし「(強調した部分は)南北事業に必要な対北朝鮮制裁の例外を認めてもらうためのものだ」と述べた。

カン長官は去る20日(現地時間)、ポンペイオ米国務長官と国連安全保障理事会理事国を対象としたブリーフィングで、北朝鮮との対話・協力のために必要とされる部分では、制限的な制裁免除が必要であることを強調した。それを改めて確認したのだ・・>

http://v.media.daum.net/v/20180723114728676?d=y

 

協力とか事業とか言っても、お金が動くわけですから・・「援助」になりますね、これは。

いままでは、特に日本に対して「制裁をやめろ」という意味で「日本パッシング」「日本は蚊帳の外」などの主張を繰り広げてきましたが、効果は無く、米国も制裁を延長しました。すると「じゃ、うちだけ例外な」と言い出した・・と見ることもできるでしょう。この前の石炭の件もそうですし・・・されに曇った見方をしますと、「隠しきれなくなったから例外としてもらう」つもりかもしれません。

 

 

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