日本「エアコンをつけましょう」韓国「無理しないでください」

韓国も、今年は暑さが凄いことになっています。35℃は当たり前で、一部地域が40℃を超えるのではと言われています。

ただ、いくつかの記事が「日本と韓国の政府の対応は全然違う」ということを指摘しています。

日本の言う「命にかかわる暑さ」「エアコンをつけましょう」などが、韓国政府としては「言えない」というのです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・日本政府と地方自治体は、「エアコンをつけましょう」とご案内しています・・(でも)韓国政府は今年の夏、猛暑を「災害レベル」と規定した点は日本と似ています。しかし、対応には多くの違いがあります。イ・ナクヨン総理は昨日の閣議で、「電気料金について限定的に『特別配慮』することはできないか検討してほしい」と産業通商資源部に指示しました。電気料金が心配でエアコンがつかえない国民のための発言ではあったが、「特別配慮」という表現に拒否感を示す人も大勢いました。

※特別に、というのは韓国では相手を見下すようなニュアンスもあります※

イ総理はまた、「政府や自治体のより、本人の安全を保障するのは本人でなければならない。国民の皆さんも、暑さに無理しないでください。」と言いました。 「一時的にでも電気料金を下げるからエアコンを十分につけて」とは言いませんでした・・

・・事実、韓国では、電気料金が怖くてエアコンが使えないのは事実です。政府が「エアコンを十分につけて」と自信を持って言えない理由もここにあります。エアコンを十分につかったら「電気料金爆弾」にやられるのが目に見えてるし、その不満は韓国政府に向かうでしょうから・・>

https://news.v.daum.net/v/20180801084802792

 

韓国の場合、累進課税が問題になっていますが・・・個人的に、日本に来てから更に強く感じたことですが、累進課税だけではありません。

韓国ではエアコンが「スタンドタイプ」といって、大きくて電気消費も大きいのがメインです。人の背と同じぐらいの柱みたいな形のもので、床に「立たせる」タイプです。むちゃくちゃ重いですが、「置く」だけだから設置そのものは簡単です。機種にもよると思いますが、基本的には冬の暖房に使える機能もありません。

理由はよくわかりません。家を「借りて」使う人が多いので(チョンセ制度)、引っ越しのときに便利だから流行ったとも言われているし、車もそうですが、「パワーがある」から人気を得た、という話もあります。

これもまた機種によりますが、スタンドタイプは壁にかけるタイプより消費電力が多いのが一般的です。韓国内向けに生産されるものが多いせいか、節電機能なども日本の製品に比べると(私の体感的に)あまりオススメできません。

夏には凄く涼しく、冬には凄く暖かくしないと気がすまない韓国人の性格の問題、という指摘がもっとも合っている気もします。

こういう認識を(国民も、家電メーカーも)直すところから始めたらどうか・・な気がします。

まだまだ暑い夏です。暑中見舞い、申し上げます。

※スタンドタイプってなにものじゃーなコメントが多いようで、適当なもの(ショッピングサイトの画像)ですがスタンドタイプエアコンの画像を追加しました。

室外機は日本と同じく(壁の穴から)外に置きます。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。

今回は2018年になってからの出来事、北朝鮮の非核化問題、南北首脳会談のこと、韓国社会の親北化、韓国社会にあふれている市民団体の政治権力化と直接民主主義への渇望、そして慰安婦合意不履行宣言のことなどを扱っております。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog