右派支持の脱北者、「危険人物」とされ居場所を失う

5月12日、右派集会を支持したということで「黄色いリボン」を刻まれた脱北者を紹介したことがあります。その店、結局は廃業になったそうです。

詳しく話しますと・・「イルベ」会員たちが参加した爆食デモ(セウォル号被害者たちの断食デモに対するカウンターデモでした)を扱った地上波放送に、脱北者チョン氏が10秒位、映っていました。

チョン氏はいまは韓国で冷麺店を運営している脱北者で、北朝鮮の人権問題を告発するミュージカルなどを制作、海外で公演したこともあります。あと、映画「共同警備区域JSA」の脚本担当でもあります。

この後、店が「黄色いリボン」を貼られるなど、いろいろ攻撃を受けることになりました。

 

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いままでなんとか耐えてきたけど、同業者(店に投資した人たち)たちの個人情報まで特定され、投資形に「危険人物に投資したあなたの会社を税務調査に追い込んでやる」などの脅迫が相次いだそうです。

記事によりますと、チョン氏は<・・「私の右派な心構えを罵倒する数多くの荒らし、インターネット個人攻撃、管轄区役所への申告も、法治を守るという気持ちで行政命令を履行した」、「しかし、半月ほど前、共同経営者から『このような状態では、もうだめだ』と、建物の所有者と相談して店を整理しようという話を聞いた」とし「私を極度に嫌う人たちが食堂に投資した共同経営者の方々の個人情報を知った後、彼らの会社に電話して『チョン~は危険人物であり、彼が運営する食堂に投資したあなたを必ず国税庁に申告して税務調査を受けることにする』と言われたという」、続いて「共同経営者まで特定するほど、私は果たして彼らに大きな罪でも犯しただろうか、なぜ私が危険人物なのだろうか」・・>と話し、店じまいを報告しました。

https://news.v.daum.net/v/20180816110053242?d=y

 

今朝のエントリーのタイトルに沿ってみますと・・「大事なのは、ろうそく、自権、そして情治だ」ということでしょうか。

もうチョン氏が韓国社会で復活するのは、難しいでしょうね。

 

 

 

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