韓国YTN「個人賠償が認められれば、基本条約の正当性が崩れる可能性も」

本ブログでも何回か取り上げたことがありますが、「日本に対する個人賠償の権利」に対する最高裁判所の決定が、そう遠くないうちに行われることになっています。

いままで動きがなかったことは「朴槿恵が日本の顔色を伺って裁判を延期させたせいだ」という流れになったためです。韓国では「司法壟断」「裁判取り引き」などを言われています。

前から本ブログでは「韓国の数々の反日事案は、基本条約の破綻という目標が共通している」という趣旨を書いてきましたが、その中でも、この件はかなり露骨に「日本の朝鮮半島に対する戦後処理そのものを否定する」事案になるでしょう。

いままで「朴槿恵が日本の顔色を気にしてやったことだ」だったのが、いまは「朴槿恵が朴正煕の業績を守るため」となっていて、ついに「朴槿恵が基本条約の正当性を守るためにやった」という流れができつつあります。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・もし戦犯企業を相手に個人の請求権が生きている、日本の過去の歴史について不法行為が認められて賠償責任(※)判決が確定した場合、過去の韓日協定(基本条約)の正当性が崩れる可能性があります。朴正煕元大統領がした行動に対して批判の世論がとても高くなる可能性もあります。そのような点を考慮して、(朴槿恵大統領が)憂慮した部分ではないか、という視点があります・・>

https://news.v.daum.net/v/20180817095406330

※「賠償」は違法行為に対して金を払うことを意味します。すなわち、賠償は違法行為を意味します。「補償」は違法を認める言葉ではありません。韓国では2つの言葉を混同する人が多いですが、韓国が日本に要求しているのは詳しくは「補償」ではなく「賠償」です。

 

今回の件で、いままでは基本条約の話は(意外と)あまり出てきませんでした。それが、いよいよ朴槿恵=朴正煕=基本条約=「積弊」の図式が露骨になりつつあるようです。

一角では、朴槿恵氏が最高裁判所の個人賠償審議に関して「このままだと大変なことになる」と話した、とも言われています。

それが本当なら、彼女が「大変だ」と思ったのは、お父さんの業績のことでしょうか。それだけではないと思いますが・・・

後のことなんか考えず、「正義」に酔った韓国の醜態は続きます。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が9月2日発売予定です。韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。

※全ての書籍リンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog