韓国地上波、朴槿恵氏の「親日」を強調

最近の支持率低下の影響もあってか(今の60%も十分高いと思いますけど)、朴槿恵=親日のニュースが増えています。

本ブログではすでに何度も紹介しましたが、例の個人賠償の最高裁判所判決(韓国で言う「司法壟断」または「裁判取り引き」)関連で、露骨に親日叩きがありました。

MBCの「度が過ぎた親日・・朴大統領府、戦犯企業と直接接触」から部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・当時(朴槿恵大統領の時)、大統領府が徴用被害者訴訟の被告、日本戦犯企業側の弁護人であるキム&チャン法律事務所と頻繁に接触して、具体的な裁判遅延方案を議論した証拠を確保しました。

結局、徴用被害者と日本の戦犯企業の訴訟を置いて、大統領府と外交部、裁判所行政処まで、事実上の政府合同タスクフォースが日本戦犯企業の味方になる形で裁判が行われたわけです。

このような構図の中で、戦犯企業側の弁護人であるキム&チャン法律事務所は最高裁判決の「外交部が意見を出せるようしてほしい」と要請し、2015年に最高裁判所は、外交部の意見書を取得できるように民事規則を改正します。

そして2016年外交部は「徴用被害者が勝てば、日韓関係が破綻する恐れがある」という趣旨の意見書を提出します。

大統領府と外交部、戦犯企業側の継続的な接触の結果は、すべてが朴槿恵前大統領に報告されたことが確認されました・・>

https://news.v.daum.net/v/20180821202404916?d=y

 

これも何度も書いたことですが、私はパクネ将軍(一時、本ブログで朴槿恵氏をこう書いていました)の弾劾は大きな間違いだと思っています。しかし、それはあくまで法治の立場から間違いであるだけで、朴槿恵氏を擁護するものではありません。

創造経済、地下経済の合法化、親中政策、反日外交・・何一つ評価できることがありません。

ただ、政府が裁判に介入したことが本当ならそれはマズイと思いますが、「日韓関係が破綻する」ことに危機感をもってなにかの対処をしようとした、その動きの方向性自体は間違っていないと思います。

でも、韓国ではそういう見方はしてはいけません。彼女は「親日」だからです(どうみても親日には見えないけど、「そういうことになっている」からです)。そのレッテルだけで、善悪も勝敗ももう決まっています。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が9月2日発売予定です。韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。

※全ての書籍リンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog