国会議員「独立記念館に日本人をもっと呼び込もう」

14日の記事ですが、偶然見つけたのでエントリーしてみます。

自由韓国党の国会議員が「独立記念館を訪れる日本人・中国人が少なすぎる」と問題提起しました。

いまは慰安婦像などがもっと有名に(悪い意味で)なりましたが、独立記念館は韓国が「反日・抗日」を宣伝する施設としては最大級で、80年代に国民からの寄付金を集めて作られました。「韓国独立運動史研究所」など、いくつかの反日市民団体が独立記念館から派生しています。天安(チョンアン)というところにあります。一時は、中高生の「必須」とも言える旅行コースでした。私も高1の時に修学旅行の帰りに独立記念館を訪れることになりました。でも、極めて普通の感覚でつまらなかったことを記憶しています。また、あまり知られてはいませんが、併合時代以外の時代も「ウリ民族は自主独立を貫いた」などの記述があります。なにせ、民族宗教などが中心になって作られたものですから、本ブログでよく取り上げている「上古史」の影響も強く受けています。

さて、その素晴らしき(笑)独立記念館を訪れる外国人は、どれぐらいいるのでしょうか?

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

記事によると、こうなっています。

<2013〜2017年までの5年間全体独立記念館の訪問者は、合計750万9588人と明らかにした。この期間、外国人観光客は7万1992人で、1%にしかならなかった。

独立記念館を訪れた外国人観光客を年度別に見ると、2013年の1万980人、2014年の1万874人、2015年1万5168人、2016年1万7068人、2017年に1万7902人で、微々たる水準に増加している。

外国人観光客の国別分類が可能2015年〜2017年までの3年間、国別の外国人観光客の状況を見ると、アメリカ人の訪問者が1万1778人で最も多かった。次は中国(9535人)、日本(7031人)、ベトナム(3234人)、フィリピン(3031人)などがあった。

全外国人観光客の数は小幅増加した一方、植民地統治の当事国である日本と、日本からのような痛みを経験した中国人観光客の数が減少した。

日本人観光客の場合、2016年2632人から2017年に2216人で、前年比15.8%急減した。中国人観光客も2016年3207人から2017年に2937人で、前年比8.42%が減少した・・

・・金議員は「日帝時代の日本の蛮行と真実を全世界の人々に知らせ、韓国を支持するようにすることができる「独立記念館」を訪れる外国人観光客の数が1%にもならないということは、私たちの政府の無関心と無力を証明する統計」と指摘した。また、「隣接する国であり、植民地支配の当事国である日本と、日本からら同じ痛みを経験した中国人観光客の数が減少している原因を、単に日本の右傾化と中国のTHAAD問題だけと見て傍観すべきではない」とし、総合的な原因の把握を注文した・・>

https://news.v.daum.net/v/20180814145112411

 

ちらっと本音が見えました。「外国人に韓国を支持させる」ですね・・なるほど。これって、例の「留学生を真の韓国人にする」とまったく同じパターンであります。

韓国を訪れる外国人観光客は、ほとんどがソウル、または済州島に行きます。日本みたいに地方都市や小さな店が外国人でいっぱいになるとか、そんなことはありえません。

失礼ですが、天安って、親の墓がその周辺にあるからわかりますが、天安とその周辺には、観光資源になれそうなものは何もありません。ソウルで列車で1~2時間距離の天安まで外国人を連れて行って、「見てください。こんなに抗日しました」としたところで、それを喜ぶ外国人観光客が多いとはとても思えません。そんな施設目当てで韓国を訪れる人たちって、はじめから「韓国に行って反日に同調しよう」な目的で来韓した人だけではないだろうか、な気もします。

 

 

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