文在寅大統領「いまの経済政策は正しい基調である」

実は、最低賃金引き上げなど経済政策の失敗のことで、与党や大統領府の内部からも「このままじゃマズイですの」という声が聞こえるようになりました。

ですが、今日、文在寅大統領が「いまの経済政策の基調は正しい」と、釘を打つ演説をしました。与党・共に民主党の全国代議員総会でのことです。

文大統領は青年失業や高齢者の貧困、格差などがまだ存在するのを認めながらも「だからこそ中・下層の所得を増やさなければならない」としながら、「革新成長と共に包容的成長のための所得主導の成長と公正経済が、より一層多様な政策手段で強化されるべき理由だ」としました。

 

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他にも「朝鮮半島を越えて北方と南方に我々の経済の領域を拡大し、一緒に豊かな国を作ります」、「公正で正義な国、共に豊かな経済が一夜で出来ることは無いだろう(これからも頑張ろうということで)」などと話しました。

https://news.v.daum.net/v/20180825131328680?rcmd=rn

 

いつものことですが、彼は「正義の戦い」をしている・・な気がします。でも、勧善懲悪でなんとかなる経済政策などありません。

彼は「貧しい人たちの給料を上げようとする」正義を信じ過ぎで、その結果もたらされた「様々な副作用」は、悪でしかないのでしょう。だから、ここでやめるのは「正義が悪に負けること」である、と・・

でも、彼の政策は、彼自身が最大の悪とした朴槿恵氏のものとそう変わってない気もします。革新成長と公正経済というのは、朴槿恵氏の「地下経済の陽性化(地下経済を合法化させ、違法を無くし、公正な経済を作る)と創造経済(多分、革新かなにか)」と同じ趣旨にとしか思えません。

 

 

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