収監中の辛東彬氏、最終陳述で「韓国の経済のために働く機会をください」

ロッテグループの辛東彬(重光昭夫)氏に、検察が懲役14年を求刑しました。もちろんまだ裁判結果が出たわけではありませんが、辛東彬氏がとても辛い状態なのは間違いないようです。

<「国政壟断事件」1審で懲役2年6ヶ月を宣告され収監されているシン・ドンビン(辛東彬)ロッテグループ会長に、検察が控訴審で懲役14年を求刑した。 1審当時、検察が「ロッテ一家経営不正事件」(懲役10年)と「国政壟断事件」(4年)で、裁判所にそれぞれ要請した刑をそのまま合わせた数字だ・・>、とのことでして。

 

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相変わらず辛東彬氏は「韓国の経済」を持ち出しました。また記事から引用してみます。

<・・辛会長はこの日、最終陳述で「2月に法廷拘束されて以来、7ヶ月近く拘置所で生活しながら、本当に多くの考えや悩みを重ねてきた」とし「ロッテがいろいろ苦しく、韓国経済もいろいろ苦しいと聞いた」と話した。彼は引き続き「国家の経済、ロッテのために再び働く機会をください」と訴えた。

いくつかの箇所の発音が不明瞭だったが、辛会長ははっきりした韓国語で、約10分間の最終陳述した。辛会長の控訴審宣告期日は拘束期限(10月12日)の1週間前の10月5日に決まった>

https://news.v.daum.net/v/20180829194919162

 

辛氏が「ロッテは韓国の企業です」と言い出したのは、2015年のことです。ロッテグループの経営権問題でいろいろ見苦しいニュースがあって、韓国民に謝罪しながら、こう話しました。

「ロッテは韓国企業である。ロッテホテル(韓国ロッテグループ系列会社の支配構造の最上位にあります)に対する日本系列会社の持分を減らしていく」

https://news.v.daum.net/v/20150811114302692

 

でもその後2016年に不正資金問題で検察に召還されたり、THAAD敷地提供で中国から袋叩きにされたり、朴槿恵氏への賄賂問題(賄賂だと認められました)などもあって、辛東彬氏は今は刑務所の中です。

一つ、辛東彬氏は「国のため」というのが自分の立場に大きな影響を及ぼすこともある(愛国心を示してなんとか逃げる)と思っているのかもしれません。

しかし、今の文政権もそうですが、韓国の各政権がロッテに要求しているのは、「もっと『ウリ』であることを示せ」です。今の韓国で「朴槿恵のウリ」と認められれば、愛国も何も効果ゼロです。

韓国人は愛国心が強いとかよく言われますが、反日が強いのはあるかもしれないけど、愛国心が強いなんてことはありません。韓国人が愛するのは「ウリ」です。ウリ以外の者まで含めての大韓民国ではありません。

 

しかし、辛東彬氏もロッテグループも、日本の皆さんには「謝罪」したこと、あるのでしょうか・・・?

 

 

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