鍋の流れ

日本と韓国を比較して書いた「流れの韓国、蓄積の日本」という本を紹介する韓国経済の記事に、妙な内容があったので紹介します。

<・・流れ属性を持つ韓国は、悪いこともすぐに変えられるが、よいこともすぐに変える傾向がある。日本は蓄積の属性であるため、良いことも積もるが、悪いことも積もりやすい社会だ。流れは動的で活発さがあるが不安定さを内包する。蓄積は、静的な安定感があるが、迅速な対応ができない弊害がある。要するに流れや蓄積のいずれかのみを強調すると、不均衡が深刻化する恐れがあるのだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20180903090302402

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

はじめてこの本のタイトルを見た時、韓国を「流れ」、日本を「蓄積」と書いたのはなかなかいいタイトルだと思いました。でも、内容は私が考えていたものとは違うようです。

日本は多くのものが「蓄積」されている国です。完璧に成功だけが蓄積されるのは国家にも人間にも不可能なことですから、著者が、その蓄積の中から失敗や否定的な側面を強調して書くこともあるのでしょう。

 

でも、著者が言う韓国の「流れ」は、どうしても理解ができません。韓国を「流れ」にした場合、「悪いことをすぐ変える」は成立しません。

本ブログでも何度も書きましたが、韓国の問題は、問題そのものが存在することではありません。それらの問題が、「いつになっても改善しないこと」です。強いて言うなら、「積弊」が多すぎます。最近、積弊を清算すると騒いでいる文在寅政権が、何も清算できないでいる(むしろ新しい積弊を作り出している)ことを見ても、一目瞭然でありましょう。悪いことをすぐ変えるなら、そもそも積弊がどうとかの言葉がこうも頻繁に大統領の口から出てくることはなかったはずです。

 

あえて韓国社会を表すなら、「鍋」がいいでしょう。鍋の中で熱くなって渦巻いている、それが韓国社会の「流れ」です。

「ネムビ(鍋)根性」という有名な言葉があります。私が作ったものではなく、韓国内でもよく使う言葉です。ここでいう鍋は、最近の機能性の高いものではなく、昔の鍋のことで、すぐ熱くなるけど、またすぐ冷めてしまうもののことです。ある問題で社会がすぐ熱くなって、またすぐ冷める(その問題の再発防止などは考えず、騒いで満足するとそこで終わる)現象を、韓国では鍋根性と言います。

1日、「忍耐を知らない韓国人の被害者意識」エントリーで、「政治家たちは、現場を訪れて感傷的なコメントで雰囲気を盛り上げる。合理的に良し・悪しを分け、再発防止のために必要な対策を立てることは後回しとなる。ただ哀悼し悲しい表情をしていなければならない」とする指摘を引用しましたが・・正しく、それと同じ意味であります。

 

 

(9月2日に)書店めぐりをしてきました。天気が思わしくなかったのでいつもより早めに帰ってきました。著述家として至福の時間でした。ありがとうございます!

 著書関連のお知らせ ♨

・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が9月2日発売予定です。

別ページになっていますが、Kindle版はこちらです

韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。

※全ての書籍リンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog