セウォル号遺族を査察した軍幹部に逮捕状

機務司(安保司令部)関連ニュースです。事実上、解体された機務司ですが・・セウォル号遺族たちを査察した機務司の幹部(参謀長)が、拘束される見込みです。

<元・国軍機務司(今は解体され別の組織が作られました)が作成した「ろうそく戒厳令」文書とセウォル号遺族査察疑惑を捜査している特別捜査団が4日、ソ・ガンウォン参謀長(陸軍少将)に対して逮捕状を請求した・・>

https://news.v.daum.net/v/20180904115904439

 

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ろうそく集会のときに「戒厳令を検討した」件も、実際に戒厳令で武力でデモ隊を潰したならそれはさすがに大問題だと思いますが(どうせデモ隊のリーダーたちはその中にはいない)・・当時、戒厳令を「検討」したのがそんなにいけないことでしょうか。

今回の査察でも、セウォル号遺族の誰かが北朝鮮のスパイとして逮捕されたのか?というと、そんなニュースはありませんでした。

機務司はもと「安保司令部」と呼ばれていました。過去エントリーにも書きましたが、保安と言っても、結局は北朝鮮のスパイ関連の業務となります。「民間人を査察した」と言えば確かにイメージがよくないですが、「北朝鮮または韓国内の従北勢力が、セウォル号事故を反政府運動として利用しようとした可能性を査察した」というなら、どうでしょうか。

ソ・ガンウォン少将の拘束は、かなり象徴的な出来事になるでしょう。「聖なる被害者たちに手を出すな」というメッセージとして。

 

 

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