韓国新聞の「(いわゆる)嫌韓書籍」分析

もう定番ネタになってしまった感すらありますが、韓国は「嫌韓は日本の経済悪化のせいだ」という主張を続けています。同じ理屈のもと、「嫌韓書籍が売れるのは、出版不況のせいだ」という主張も続けています。

そういえば「安倍総理が日本で支持されるのは、日本を借金漬けにしてお金をばらまいたからだ」という趣旨の主張もたまに見かけますが・・なんでこうも全てを「お金」と連関付けるのかが、まず疑問です。

さて、また同じく、「日本の雑誌は嫌悪で売るしかないのか」という記事がありました。最初は別の話題で始まるけど、案の定、結論は嫌韓です。必要な部分だけ、引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・2012年ごろから嫌韓・嫌中書籍出版がブームがあり、出版社がお金になる嫌韓・嫌中本の出版に夢中になった。代表的な例は昨年ベストセラーに上がった<儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇>(講談社)である。アメリカ人の弁護士ケント・ギルバートが書いたこの本は、昨年新刊・ノンフィクション部門最多の発行部数(47万部)を記録した。今年初めに続編も出た。

タイトルだけ見ても分かるように、この本は、韓国と中国が日本より劣等だとの主張を繰り広げる。 <朝日新聞>は、今年初めに本の出版について、出版社の編集者が、東京新橋の酒場で人々が日本人は韓国人・中国人とは違うと話すのを聞いて企画した本だと伝えた。

編集者は、日本人は西洋人に弱いという点に着目し、日本在住のアメリカ人に本を書いてほしいと擁護した。この本がベストセラーになった後、西洋人の著者が日本を擁護する内容の本がたくさん出てきた・・>

https://news.v.daum.net/v/20180923121602152

 

反日映画に1000万人以上の人が集まり、そしてその映画を事実だと信じ込むのが韓国社会です。しかも、「嫌悪」は韓国社会でもっとも問題になっているテーマであり、本ブログでも何度か取り上げたことがあります。

 

いや、それを離れて・・韓国の歴史観そのものが、韓国人以外のものを劣等だとする前提で成り立っています。少なくとも韓国人が満足する「優越」というやつは、誰かが劣等でないと成立しないのです。

そんな韓国の「自民族優越主義」に反論する人たちもいますが、大勢の韓国人、歴史分野の専門家だという人たちが、平気な顔でこう再反論します。「いや、でもこれは(歴史的)事実だから仕方ない」。

そう考えると、記事本文の「劣等」という言葉が、全てを表している気がします。韓国人が優越になるために他の誰かに劣等さを押しつけるのは、嫌悪ではないのです。韓国人にとっては。逆は嫌悪に『違いありません』。

 

あ、そして、最後に・・某韓国人(笑)が書いた本もあるので「日本人は西洋人に弱いから~」は却下とします。

 

 

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